シルクのスキンケアブランドを作るの巻
SHELOOKというスキンケアブランド
秩父銘仙との出会い
弊社代表堀口は元々は服飾デザイナーとして10年ほどブランドないしは企業デザイナーとしてアパレルに携わってきました。
洋服のデザインをやる中で、1アイテムだけではなくもっと広い視野で物事を見た方が自分の能力が活かせるのではないかと思い、弊社代表地元でもある秩父にフォーカスを置いて考えるようになりました。
出会いは2018年頃横山織塾工房株式会社の横山社長に誘って頂き、銘仙に携わる機会を得ました。今まで着物というものを深く考えることはなかったけれど、洋服を作る際に重要になる生地を作ることには興味はすごくありました。
銘仙とは生地の名前というよりは織の手法につけられた名前になり、絣とも呼ばれ経糸に捺染をして横糸を入れる手法のことを言います。
秩父銘仙は矢羽柄が多く、庶民に人気があったそうです。他には栃木の足利銘仙や群馬の伊勢崎銘仙の方が派手な色を使った銘仙が多く残されています。
着物を使った洋服はかなり至難の業で、なかなか現代風に落とし込むことが難しいことと、横幅が38センチほどのため着物以外だと用尺がかかりすぎてコストも合いません。特にシルクを使っているためかなり高価になり、なかなか市場に出すことが難しい状況でした。
その中で、埼玉県秩父市がシルクの産業が盛んだった明治初期から昭和にかけての歴史を紐解く中で、秩父の魅力にはまってしまったのが、ブランドが生まれるきっかけになったことは間違いありません。
そこでシルクを使ったものづくりを1からやってみたいと思い初めました。その時に出会ったのがシルクの化粧品。美容には全く縁がなかったですが、アパレルでLOOK撮影といって、モデルに新作を着てもらい、ヘアメイクの方にお願いしてイメージヴィジュアルを作ってきた経験から周りにはたくさん美容に詳しい人もいました。
秩父の養蚕農家
1から秩父の養蚕農家についても調べ、秩父で繭から糸を引いて自分達で織っているmagnetic poleの北村様を紹介していただき、そこから養蚕農家を紹介いただきました。JAとの絡みもありつつ以前の旧体系のいいところも悪いところも含めて色々なことを知ることができました。
その過程で彩繭(いろどりまゆ)の存在を知り、秩父でしか取れない彩繭を使った化粧品ブランド構想が少しずつ固まってきました。そこで彩繭についてリサーチをし、埼玉で1件彩繭を使って化粧品を作っている会社を発見しアポイントを取らせていただき、これまでの経緯や想いをお伝えし協力していただきました。
つづく
フレグランス除菌スプレー
秩父のめぐみを使ったプロダクト。
香りとともに日常を非日常に。
フレグランス除菌スプレー
商品紹介
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