練り香水とは何か？

香水やフレグランススプレーなど、たくさんの商品がある中で練り香水について解説します。

練り香水とは何か？

香水はつけすぎやアルコールで肌が荒れてしまい、なかなかつけたいけどつけられないという方もいると思います。

では練り香水は香水と何が違うのか？

香水は液体でアルコールと香料が混ざってできたもの。一方練り香水はワックスやオイルを固めたものと香料を混ぜたものを使います。

以前ビーズワックスやミツロウを紹介したと思います。

練り香水のメリットは？

練り香水のメリットは

1.アルコールフリー

皮膚が弱い方にも使っていただけます。

天然成分のホホバオイルやミツロウなどがあります。

2.持ち運びに便利

大抵は缶やジャーに入っているタイプが主で、中身が溢れる心配もありません。

3.香害になりにくい

香水は液体でアルコールが揮発することで香りが変化します。しかし練り香水はオイルやワックスに練り込んであるため、香りが包まれていてほのかにかおります。

練り香水の使い方？

香りをオブラートにオイルやワックスが包み込むため、香水のように血管がある部分や髪の毛にワックス代わりにつけたりとハンドクリーム代わりにもつけられて万能な商品です。

そこに保湿成分や美容成分を入れることで、肌にもよく、シルクを入れることで髪の毛につけたりと色々な取り組みができそうです。

練り香水の成分は？

練り香水の成分とは先程もミツロウなど色々紹介しましたが、大体はワックスですね。

パーム油、PEG-8 ミツロウ、水添ダイズ油、シア脂、香料、ステアリン酸グリセリル

パーム油は前回キャンドルでご紹介したヤシのみから採れるオイル。

PEGはポリエチレングリコールとミツロウの誘導体になります。ダイズ油はビーズワックスにあたります。

シア脂はシアの木から採れるオイルで、シアバターは大変酸化に強いオイルです。乾性、非乾性を表すヨウ素価の数値がとても低いことと、さらに天然の酸化防止剤とも言われるビタミンEが豊富に含まれています。

最後のステアリン酸は界面活性剤になります。

色々と作り方はありますが、成分を見るとかなり天然成分が入っているのが分かります。

天然でいて肌にも優しく、色々な用途で身につけられる。唯一夏場はベトベトする可能性があるため使いずらい気もしますが、香水が嫌いという人にはすごくいいアイテムだと思います。

今後は色々な香りの練り香水が展開できそうな予感です。色々な汎用性があればまた違った使い方が出来るかもしれません。