秩父の魅力:ほたるの舞う上町の夜を楽しむ方法

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秩父は、自然豊かな風景と豊かな文化で知られる地域です。川の水が綺麗なことがホタルが生息する条件といわれています。

 

その中でも、特に上町で見ることができるほたるの舞は、多くの観光客を魅了しています。本記事では、秩父のほたる観賞スポットとして有名な秩父市上町について詳しく紹介します。

 

 

秩父市上町の概要

上町は、秩父市の中心部から少し離れた場所に位置し、近くには秩父第二中学校があり、南側の弓道場に面した豊かな緑と清流が流れるこの地域は、夏になるとほたるが舞う美しい風景が広がります。

 

秩父第二中学校の卒業生で有名なのは、俳優の藤原竜也さんです。

 

 

 

ほたるの種類と生態

ほたるには多くの種類がありますが、上町で見られる代表的なほたるはゲンジボタルとヘイケボタルです。

 

ゲンジボタルは比較的大きく、光り方が強いのが特徴です。一方、ヘイケボタルは小さく、やや弱い光を放ちますが、その数の多さが魅力です。

 

 

 

なぜほたるが光るのか?

ほたるが光る理由は、主にコミュニケーションと繁殖活動に関連しています。ほたるの光は生物発光と呼ばれる現象で、体内の発光物質ルシフェリンと酵素ルシフェラーゼが化学反応を起こすことで発光します。

 

この光は、異性を引き寄せるためのシグナルとして使われます。特にゲンジボタルは、雄と雌が光のパターンを使ってコミュニケーションを取ることが知られています。

 

ほたるの寿命

ほたるの成虫としての寿命は非常に短く、通常は2週間から3週間程度です。

 

成虫になるまでには約1年の幼虫期間があり、その間は水中や湿った土壌で生活します。

 

幼虫はカワニナなどの小型の水生生物を捕食しながら成長し、繭を作って蛹(さなぎ)になります。そして、成虫になるとわずかな期間で繁殖活動を行い、その役目を終えます。

 

 上町でほたるを楽しむベストシーズン

ほたる観賞のベストシーズンは、例年6月中旬から7月上旬です。この時期は、ほたるが最も活発に光を放ち、幻想的な夜景を楽しむことができます。天候によっては観賞期間が前後することもあるため、事前に情報を確認することが重要です。

2024年は下記がスケジュールになります。

日程:令和6年6月2日(日)~令和6年7月3日(水)

 

ほたる観賞のための準備

ほたる観賞を楽しむためには、いくつかの準備が必要です。まず、暗闇の中で安全に移動できるよう懐中電灯を持参しましょう。iPhone のライトでもOKです。

 

また、ほたるは光に敏感なので、観賞中はライトの使用を控えることが推奨されます。さらに、虫除け対策も忘れずに行いましょう。

 

ライトをつけていると暗闇に目が慣れるまで時間がかかりますのでなるべく鑑賞中はライトは消した方がいいでしょう。

 

ほたる鑑賞の時間帯ですが、19時半から21時半くらいになります。かなり距離があるため、かなり飛んでいるところやそうでないところがまちまちです。暗闇がたくさんあるので足元には注意してください。

 

座って鑑賞ができるように長椅子も置いてあります。

 

 

 

 

まとめ

上町は、秩父の自然と文化を堪能できる魅力的なスポットです。ほたるの舞う幻想的な夜景は、一度は訪れてみる価値があります。適切な準備をして、ぜひ上町でのほたる観賞をお楽しみください。

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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