ディフューザーの香りがしない?原因と長持ちさせる5つのコツ【専門家解説】
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部屋にディフューザーを置いたのに、ほとんど香りがしない…。
そんな経験はありませんか?実は、香りが広がらない原因は「液体」そのものよりも、置き場所やリードスティックの状態など、環境や使い方にあることが多いのです。
この記事では、香りがしない主な原因と、ディフューザーを長く心地よく楽しむためのコツを紹介します。
香りがしない主な原因5つ
1. 置き場所が悪い
ディフューザーは空気の流れに香りを乗せて拡散します。風通しの悪い場所や、クーラーの風が直接当たる場所に置くと、香りが広がらなかったり、逆にすぐに揮発してしまうことも。おすすめは、人がよく通る動線付近や部屋の中央。空気の流れを感じる場所に置くと、ふんわりと香りが巡ります。
2. リードスティックの吸い上げ力が落ちている
使い続けていると、スティックの内部にオイルが詰まり、吸い上げが悪くなります。リードが固まっていたり、香りが急に弱くなった場合は、新しいスティックに交換してみましょう。また、季節や部屋の広さに合わせてスティックの本数を調整するのもおすすめです。
3. 温度と湿度の影響
気温が低いと香料成分が揮発しにくく、香りが感じづらくなります。特に冬場は空気が乾燥しており、拡散力が落ちがち。エアコンの風が当たらない温かい場所に移動するだけでも、香りの広がり方が変わります。
4. 液体が蒸発・分離している
長期間使用していると、アルコール成分だけが先に揮発してしまい、香料濃度が下がることがあります。また、精油が沈殿していたり、濁って見える場合は、軽くスティックでかき混ぜて均一にするか、詰め替え液の交換を検討しましょう。
5. 香りに“慣れてしまっている”
人の嗅覚は数分で慣れてしまうため、自分では香りを感じにくくなっているだけのことも。一度別の部屋に移動してから戻ると、思った以上に香っていることがあります。家族や友人に香りを確認してもらうのも一つの方法です。
香りを長持ちさせる5つのコツ
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リードスティックを週1回ほど上下反転する(こちらは竹や籐など木製のもの限定)
→ 下に沈んだ香りを再び吸い上げることで、拡散力を回復。 -
部屋の中央または空気が動く場所に置く
→ 香りを空気に乗せることで、自然に広がる。 -
季節ごとにスティックの本数を変える
→ 夏は3〜4本、冬は6〜8本が目安。 -
瓶を完全に洗浄せずに詰め替える
→ 残り香が次の香りと馴染みやすくなる。 -
1〜2か月に1度はスティックを新調する
→ 常に新しい繊維が香りを吸い上げ、持続力が安定。
※セラミックなどのスティックタイプや紙製のスティックだと全体に吸い上げられているため効果薄
香りを強くしたいときのちょっとした工夫
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スティックを軽くほぐすと吸い上げ力が回復。
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扇風機やサーキュレーターの風が届く位置に置く。
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同じ香りのルームスプレーを併用することで、香りの層を演出。
こうした小さな工夫で、香りの立ち上がりがぐっと改善します。
再利用や買い替えのタイミング
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液体が透明になったり、香りが酸化して変質したら交換の合図。
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残り液は小瓶に移し替え、玄関・トイレ・クローゼット用のミニディフューザーとして再利用するのもおすすめです。
BLACKLETTERSのディフューザーが選ばれる理由
BLACKLETTERSのリードディフューザーは、クロモジの国産和精油をブレンドした自然由来の香り。
人工香料に頼らず、香りに慣れても心地よい「穏やかな持続性」を大切にしています。香りが強すぎず、生活空間に自然に馴染むのが特徴です。
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まとめ
香りがしない原因の多くは、使い方や環境によるもの。リードのメンテナンスや置き場所を見直すだけで、香りの広がり方は大きく変わります。お気に入りの香りをもう一度楽しむために、今日から少しだけディフューザーの使い方を見直してみてください。