秩父いちご狩り2025|人気農園と香りの魅力を体験しよう

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冬から春にかけて楽しめる「いちご狩り」。なかでも秩父エリアは、都心からのアクセスも良く、自然に囲まれた農園で甘くみずみずしい完熟いちごを味わえる人気のスポットです。

 

秩父は盆地特有の気候により昼夜の寒暖差が大きく、果物や野菜の糖度が高まりやすい地域として知られています。そんな環境で育ったいちごは、味わいはもちろん、芳醇な香りも楽しめる“五感で味わうフルーツ”とも言える存在です。

 

この記事では、秩父でおすすめのいちご狩り農園や人気のいちご品種、さらには香りにまつわるちょっとした豆知識、自然の恵みを活かした香りブランド【BLACKLETTERS】との関わりまで、幅広くご紹介します。

 

次の休日は、甘く香るいちごの魅力を感じに、秩父へ出かけてみませんか?

 

 

 

秩父のいちご狩りはいつから?シーズンと見どころ

秩父のいちご狩りシーズンは、例年【12月中旬〜6月上旬】頃まで。冬の寒さでしっかりと糖度が増した完熟いちごを、ハウスの中で摘み取ってそのまま味わえるのが最大の魅力です。

 

特に1月〜3月は味・香りともにピークを迎える人気シーズンで、週末や連休には多くの家族連れ・カップル・外国人観光客でにぎわいます。

 

見どころポイント

  • その場で摘みたてをパクリ:新鮮ないちごの瑞々しさと香りは別格

  • 甘み・酸味のバランスが絶妙:昼夜の寒暖差が生み出す自然の味わい

  • 雨の日でも楽しめるハウス栽培:ビニールハウス内で快適に体験可能

  • 車でも電車でもアクセス良好:西武秩父駅から車で10〜15分圏内に農園が点在

いちご狩りは予約制の農園が多いため、訪れる際は事前に空き状況を確認しておくのがおすすめです。

 

 

 

人気のいちご品種と、秩父ならではの味わい

日本全国には60種以上のいちご品種がありますが、秩父地域では以下の品種が特によく栽培されています。

品種名 特徴
とちおとめ 甘みと酸味のバランスが良く、みずみずしい定番種。
紅ほっぺ 果実が大きく、香りと味が濃厚。スイーツとの相性も抜群。
あまおう 「赤い・丸い・大きい・うまい」の名を持つ福岡発の高級品種。
やよいひめ 果肉がしっかりしていて日持ちも良く、ギフト需要も高い。

🟣埼玉の誇るご当地品種「あまりん」「かおりん」

秩父のいちごといえば、忘れてはならないのが埼玉県オリジナルの新品種「あまりん」と「かおりん」。どちらも埼玉県農業技術研究センターが開発し、落語家・林家たい平さんが命名に携わったことでも話題になりました。

  • あまりん:高糖度でコクのある甘さ。鮮やかな赤色とジューシーな果肉が特徴。

  • かおりん:名前の通り、華やかで上品な香り。口に入れた瞬間に広がる芳香が魅力。

 

これらは“秩父ブランドいちご”として人気を集めており、県外ではなかなか出回らない希少品種でもあります。秩父でしか出会えないいちごの香りと甘さを、ぜひ体験してみてください。

 

秩父・長瀞でおすすめのいちご農園スポット3選

秩父・長瀞エリアには、観光客やリピーターに人気のいちご農園が点在しています。それぞれの農園に特徴があり、品種の食べ比べやバリアフリー対応など、さまざまなニーズに応えてくれます。

 

 

 

どの農園も事前予約制を導入しており、週末や連休にはすぐに満席になることもあるため、早めの予約がおすすめです。

また、農園によっては「ジャムづくり体験」や「いちごスイーツの販売」なども実施されており、家族やカップルでのんびりとした時間を楽しめます。

 

 

🍓いちごの「香り」と精油の不思議な関係

完熟したいちごをひとくち頬張ると、広がるのは甘くてみずみずしい香り。この「香り」こそが、いちごの魅力のひとつです。しかし、ちょっと意外な事実があります。それは——

いちごの香りは、精油(エッセンシャルオイル)として抽出できないということ。

 

なぜいちごの香りは精油にならないのか?

精油は、植物が持つ「揮発性の芳香分子」を抽出したものです。葉・花・果皮などに含まれる香り成分を、水蒸気蒸留や圧搾などの方法で取り出します。

 

ところが、いちごなどの果実類は、香り成分の含有量が非常に少なく、しかも熱や加工に弱いという特徴があります。そのため、一般的な方法では香りを精油として取り出すことができないのです。

以下は、精油化が困難とされる果物の一例です:

 

果物名 香りの印象 精油抽出の可否
イチゴ 甘く華やか ❌不可
メロン 芳醇でジューシー ❌不可
甘く繊細 ❌不可
りんご 爽やかでフルーティ ❌不可
バナナ 濃厚で甘い ❌不可

 

一方で、レモンやゆず、みかんなどの柑橘類は、果皮に豊富な香り成分を含んでおり、精油として抽出・商品化されています。

 

いちごの香りは再現できる?

精油にできなくても、いちごの香りは再現されています。

たとえば、食品や香水業界では「香料(フレーバー・フレグランス)」として、いちごの香りを合成や天然の他素材のブレンドで再構築する手法が使われています。

 

 

自然の香りと、秩父の果実から生まれるブランドの可能性

秩父の自然が育む、果実や植物の「香り」は、私たちの感情や記憶にそっと寄り添ってくれる特別な存在です。完熟いちごの甘い香りや、山間に自生するクロモジの清らかな香気——

それらはどれも、「自然と共にある暮らし」の象徴とも言えるでしょう。

私たち【BLACKLETTERS(ブラックレターズ)】では、そんな秩父の天然素材を活かし、「香りを纏う体験」を提案しています。

  • 秩父産クロモジ精油を基調にした香水「KUROMOJI」は、ウッディで甘さのある、やさしく静かな余韻を残す香り。

  • 柑橘のようにフレッシュな香りと合わせれば、“いちごを思わせる果実香”のような世界観も創出できます。

 

これらは、単なるアロマ製品ではなく、「自然と感性をつなぐフレグランス」として構築された香りです。

👉 BLACKLETTERSの香水ラインを見る(公式サイト)

 

SHELOOK|果実と天然素材を活かしたスキンケアブランド

さらに、姉妹ブランドの【SHELOOK(シルック)】では、秩父産のシルクやハチミツ、果実エキスなどを活用したやさしい自然派スキンケアを展開予定です。

  • 乾燥が気になる季節にうれしい、シルクとハチミツのハンドクリーム

  • 果実由来成分を配合した、ボディバームや石鹸

  • 素材にこだわった、肌と心に寄り添うナチュラルケアアイテム

いちごそのものは精油としては抽出できませんが、果実の香りや恵みを感じるようなプロダクトの開発を通して、「自然×美容×香り」の価値をお届けしていきます。

 

👉 SHELOOK 自然派スキンケアを見る(公式ページ)

 

 

まとめ|秩父のいちごで、味覚も香りも満たす旅を

秩父の自然が育む完熟いちごは、その甘さとみずみずしさで、冬から春にかけての観光を彩ってくれます。

果実としての美味しさはもちろん、その香りがもたらす幸福感も、いちご狩りの大きな魅力のひとつです。

さらに視点を広げてみると、秩父という土地は「果実」や「植物の香り」をテーマにしたブランド体験へとつながっていきます。

  • 香水ブランド【BLACKLETTERS】では、クロモジなど秩父の天然香料を使い、“自然の恵みを纏う”フレグランスを展開。

  • スキンケアブランド【SHELOOK】では、果実やはちみつ、シルクといった秩父の素材を活かした“肌に寄り添う自然派コスメ”を開発中。

いちごの香りは精油としては抽出できませんが、その甘くやさしい印象は、私たちの感性や商品づくりのインスピレーションになっています。

味覚だけでなく、「香り」と「体験」でも、秩父を楽しめる旅を、ぜひ一度体感してみてください。

 

👉 BLACKLETTERSの香水をチェックする

👉 SHELOOKの自然派スキンケアを見る

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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