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和精油とは?クロモジ・ヒノキ・ユズ——日本の香りを選ぶ理由【2025年版】

「アロマといえばラベンダーやベルガモット」——そう思っている方は多いと思います。

 

でも日本には、もっと自分たちの感覚に近い香りがあります。クロモジ、ヒノキ、ユズ、ハッカ。里山や森、台所、お風呂場——日本人が無意識に「落ち着く」と感じる香りのほとんどは、実は日本固有の植物から来ています。

 

この記事では、「和精油」とは何か、欧米の精油とどう違うのか、そしてなぜ今あえて和精油を選ぶのかを解説します。

 

 

和精油とは

和精油とは、日本の風土で育った植物から抽出された天然精油のことです。エッセンシャルオイル(精油)の一種ですが、原料が日本固有種・在来種の植物である点が特徴です。

 

精油とは植物の花・葉・樹皮・根などから抽出された100%天然の芳香成分。水蒸気蒸留法や圧搾法などで取り出され、数十キロの植物からわずか数mlしか採れない非常に凝縮されたものです。

 

その中でも和精油は、日本の気候・土壌・水が育んだ固有の植物から作られるため、香りの質や成分構成が欧米産精油とは根本的に異なります。

 
 

欧米の精油と何が違うのか

比較項目 欧米産精油 和精油
主な原料植物 ラベンダー、ローズ、ベルガモット、フランキンセンスなど クロモジ、ヒノキ、ユズ、ハッカ、月桃など
香りの特徴 甘め・華やか・主張が強い すっきり・透明感・奥行きがある
日本人への馴染みやすさ 慣れるまで時間がかかる人も多い 記憶や感覚に近く、自然に落ち着きやすい
生産量 大量生産が可能な品種が多い 希少・小ロット生産が中心
価格 比較的安定 希少性から高価格帯

 

日本人が欧米の香水や精油を「きつい」「疲れる」と感じる背景には、嗅覚の文化的な蓄積があります。日本人は長年、森・土・水・木の香りの中で暮らしてきた。和精油が「なぜか落ち着く」のは偶然ではありません。

 

代表的な和精油とその特徴

クロモジ

日本の里山に自生するクスノキ科の落葉低木。爽やかでウッディ、かすかに甘さのある香りが特徴で、「日本のローズウッド」とも呼ばれます。茶道では高級楊枝の素材として古来から使われてきた、日本文化に深く根ざした植物です。

 

抗菌・抗ウイルス作用が研究されており、リラクゼーション効果も高い。香りの持続性があり、フレグランスのベース素材としても優秀です。

 

ヒノキ

日本を代表する針葉樹。森林浴の「あの香り」の正体であるα-ピネンを豊富に含み、心拍数や血圧を下げる研究報告もあります。木材として使われてきた歴史から、建築・お風呂・神社仏閣と日本人の生活空間に染み込んだ香りです。

 

ユズ

日本原産の柑橘。圧搾法では光毒性が懸念されますが、水蒸気蒸留法で抽出したユズ精油は光毒性がなく肌への使用も安心です。冬至のゆず湯に代表されるように、日本人にとって季節と記憶に結びついた香り。

 

ハッカ(和種ハッカ)

北海道を主産地とする日本在来のミント。メントール含有量がペパーミントの約1.5倍と高く、清涼感が強い。日本の夏、虫除け、清潔感のイメージに直結する香りです。

 

月桃(ゲットウ)

沖縄・九州南部に自生する植物。甘くスパイシーな香りで、沖縄では葉でかまぼこを包んだり、虫除けに使ったりと生活に密着してきました。ポリフェノール含有量が高く、抗酸化作用でも注目されています。

Essential oil making. Distillations aromatic oils production Perfumery substances Distiller equipment. Flat vector illustration.
 
 

和精油の選び方

産地と抽出方法を確認する

「和精油」と表記されていても、原料の産地・抽出方法・添加物の有無が品質を大きく左右します。購入前に確認したいのは以下の3点です。

  • 原料植物の産地(国産かどうか)
  • 抽出方法(水蒸気蒸留法・圧搾法など)
  • 100%天然精油かどうか(合成香料との混合ではないか)

 

使用目的で選ぶ

目的 おすすめの和精油
リラックス・睡眠 クロモジ、ヒノキ
気分転換・集中 ハッカ、ユズ
空間の香りづけ クロモジ、ヒノキ、月桃
スキンケア・マッサージ ユズ(蒸留法)、クロモジ

 

 

精油の基本的な使い方

精油は濃縮された天然成分です。使用上の注意を守ることで、安全に楽しめます。

芳香浴(ディフューザー) 最も手軽な方法。アロマディフューザーや、カップのお湯に数滴垂らして香りを部屋に広げます。

 

お風呂 植物油やバスソルトに精油を1〜5滴混ぜてからバスタブに入れます。精油を直接お湯に入れると肌への刺激になる場合があるため、必ず希釈してから。

 

マッサージ・スキンケア キャリアオイル(ホホバオイルなど)で希釈して使用。ボディ用は1%未満、フェイス用は0.5%が目安です(植物油10mlに精油2滴=約1%)。

 

注意点

  • 原液を肌に直接塗らない
  • 妊娠中・授乳中は使用できない精油がある
  • 火気の近くで使用しない
  • 品質が不明な精油の使用は避ける

 

BLACKLETTERSの和精油プロダクト

秩父産クロモジを中心に、国産和精油を使ったフレグランスブランド「BLACKLETTERS」では、和精油の香りを日常に取り入れやすい形で届けています。

 

秩父の里山で採取されたクロモジを蒸留し、香水・お香・ディフューザーとして展開。「森の中にいるような落ち着き」を、日常の空間に持ち込むことをコンセプトにしています。

 

商品 香り こんな方に
香水 kuromoji クロモジのウッディ×柑橘の爽やかさ 和の香りを纏いたい方
香水 uraha 木陰・抹茶・繊細な奥行き 静かで落ち着いた香りが好みの方
香水 sorairo 軽やか・空間系・瑞々しさ 自然の中にいるような感覚が欲しい方
紐お香(STRING INCENSE) クロモジの静かな残り香 帰宅後の空間を整えたい方
リードディフューザー クロモジがじんわり広がる 部屋に常時和の香りを置きたい方

また、単品の和精油(ユズ・スギ・ハッカなど)もラインナップしており、アロマディフューザーやバスタイムに使えます。

👉 BLACKLETTERSの和精油プロダクトを見る

 

まとめ

和精油を選ぶことは、「日本の香りの記憶」を取り戻すことでもあります。

 

ラベンダーやローズが悪いのではありません。ただ、クロモジやヒノキの香りが「なぜか落ち着く」と感じるなら、それはあなたの感覚が正直に反応しているということです。

 

欧米の香りに慣れた現代の生活に、日本の里山の香りを一つ加えてみる。それだけで、日常の空気が少し変わります。

 

 

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秩父に来たら、ぜひ立ち寄ってください。

秩父祭の歴史を伝える「秩父祭り会館」にて
BLACKLETTERSの香水を販売しています。

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秩父祭り会館

〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8

0494-23-1110

10時00分~17時00分 休館日:毎週火曜日

ACCESS 

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    秩父鉄道ご利用の場合 熊谷駅から秩父鉄道 秩父駅下車 徒歩3分

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    甲府・山梨方面よりお越しの場合 中央自動車道 勝沼I.C.より国道20号~国道411号~国道140号経由で秩父方面へ

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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