ラグジュアリーにストリートを持ち込んだデザイナー故ヴァージルアブロー
Virgil Ablohとは
昨日また偉大なファッションデザイナーが死去しました。
カニエウエストのYeezyのクリエイティブディレクターを経てoff-whiteを立ち上げ、ナイキとのシューズコラボレーションで 「THE TEN」を発表し、瞬く間に全ての商品が完売し、プレミアムな価格で今でも取引されています。
私もジョーダンIを申し込みしていて、注文しようと思ったら支払いの登録がされておらず、もたもたしている間に完売という失態を招きました。
その後その成功が認められて、Luis vitton のメンズクリエーティブディレクターに就任しました。
レディースはニコラゲスキエールになります。
Off whiteも元々人気でしたが、さらに人気が高まった気がします。その後IKEAとのコラボレーションなど色々と活躍していた最中の訃報でした。
黒人で初めてのクリエイティブディレクター
噂では歴史上初めての黒人メゾンデザイナーとして異例中の異例での就任だったため、ラブシモンさえ大変だったのに人種差別が根強い伝統的ファッション業界に関してもかなりの衝撃だったと思います。
一時期はイジメによる鬱で、コレクションも休んでいると噂もありました。
周りにはアントワープ出身の人たちが周りにたくさんいるので、よく耳にするのは日本人はいくら才能があってもクリエーティブディレクターにはなれない。
なぜか。黄色人種にはファッションの歴史はわからない。ヨーロッパの何千年もの積み重なった感性はない。そのため一流メゾンで働いているデザイナーは皆その差別に立ち向かうことが出来ず、そのポジションを全うするか、日本に帰国してブランドを立ち上げるか2つに1しか選択肢がない状況です。
その中でも成功している人もいるのも事実ではあります。
昨年亡くなったエルバスも偉大なデザイナーの一人ですね。また全然テイストはちがいますが、ストリートをラグジュアリーに落とし込んだ先駆者的な存在です。
まぁキムジョーンズもストリートをラグジュアリーに変換するのが天才的だと関心もします。
ヴァージルアプロー
再構築。
ストリートの申し子
ナイキの完璧なプロダクトをまた違った角度で見ることができた素晴らしいデザイナーであり、LOGOTの火付け役になったことも事実です。
ファッション業界はほぼほぼデザインし尽くされてしまっているため、デザインや生地も進化しないと行けません。その中でもインパクトのあるデザインをすることは本当に難しくなってきています。
その中でも類稀なセンスを商品に落とし込めることは天才であり、素晴らしいセンスだと感じます。小物使いや文房具にあるようなアイテムをアクセサリーに変えたり、かなり斬新です。
語り尽くすと色々でてきますが、BAYREDとoff whiteのコラボ香水もとても衝撃的でした。
いつか弊社ブランドもメゾンブランドとコラボレーションができるような位置まで行けたらいいと思います。
RIP Virgil Abloh
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秩父のめぐみを使ったプロダクト。
香りとともに日常を非日常に。
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商品紹介
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