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シルクは洗濯できる?正しい手洗いの手順と洗濯機の使い方・長持ちのコツ

この記事でわかること

  • シルクを自宅で洗う前に確認すべきこと
  • 手洗いの正しい手順(6ステップ)
  • 洗濯機を使う場合の条件と手順
  • やってはいけないNG行為
  • 干し方・アイロン・長期保管のポイント

 

結論:シルクは自宅で洗濯できます

「シルクはクリーニング必須」と思っている方も多いですが、洗濯表示に手洗いOKマークがついている製品は、自宅で洗うことができます。ポイントは「水・摩擦・熱・アルカリ」の4つを避けること。この4点さえ守れば、シルクの肌触りと光沢を保ちながら、自宅で手入れできます。

 

 

洗う前に必ず確認すること

① 洗濯表示を見る

マーク 意味
桶に水のイラスト(数字あり) 水洗いOK・数字は上限水温
桶と手のイラスト 手洗いOK
桶に×マーク 水洗いNG → クリーニングへ

水洗い不可の製品は絶対に水につけないでください。正絹の着物や礼装用シルクはこのケースが多く、クリーニング店でのドライクリーニングが正解です。

 

② 色落ちテストをする(色柄物のみ)

  1. 目立たない部分に洗剤を少量つける
  2. 5分後、白いタオルで軽くたたく
  3. タオルに色が移ったら → クリーニングへ

 

色落ちするシルクを水洗いすると、色移りや色むらが出ることがあります。白・生成りの製品はテスト不要です。

 

手洗いの手順(6ステップ)

シルクの洗濯は手洗いが基本です。手早く、やさしく、が鉄則です。

【準備するもの】

  • 洗面器または洗い桶
  • 30℃以下のぬるま湯
  • おしゃれ着用中性洗剤(エマール・アクロンなど)またはシルク専用洗剤
  • バスタオル

 

STEP 1|洗い液を作る

洗面器に30℃以下のぬるま湯を張り、中性洗剤を規定量溶かします。

✔ 熱いお湯は縮み・変色の原因になります。必ず「ぬるま湯」を使用してください。 ✔ 中性洗剤がない場合はシャンプーで代用可能。シルクと髪の毛は同じタンパク質でできているため、シャンプーはシルクにやさしい代替品になります。

 

STEP 2|押し洗いまたは振り洗いで洗う

シルクを洗い液に入れ、両端を持って左右にゆっくり振るか、手のひらで押す・離すを繰り返します。こする・もむ・ねじるはNGです。

✔ 汚れが気になる部分はスポンジで軽くたたくようにして対処します。 ✔ 水に長時間さらすと繊維が劣化します。洗いは30秒〜1分を目安に手早く行ってください。

 

STEP 3|すすぐ

洗い液を捨て、新しいぬるま湯に入れ替えて同様にすすぎます。泡がなくなるまで2〜3回水を替えてすすいでください。

STEP 4|軽く水を切る

ぎゅっと絞るのは厳禁です。シルクを軽く持ち上げて自然に水を落とすか、軽く押して水気を切る程度にとどめます。

STEP 5|タオルで水分を取る

広げたバスタオルの上にシルクを置き、タオルで挟んでやさしく押さえます。形を整えながら行うとシワが出にくくなります。

STEP 6|陰干し(平干し)する

シルクは紫外線で変色・劣化します。直射日光を避け、風通しの良い日陰で「平干し」してください。

✔ ハンガーにかけると、濡れた状態の重みで型崩れや伸びが起きます。必ず平干しネットなどを使った平干しが基本です。 ✔ 乾燥機は使用不可です。

 

 

洗濯機を使う場合

洗濯機を使う場合は以下の条件をすべて守ってください。

条件 詳細
洗濯ネットに入れる 汚れた面を外側にして畳んで入れる
洗剤 おしゃれ着用中性洗剤を使用
コース ドライコース・手洗いコース・おしゃれ着コースのいずれか
脱水時間 1分以内(短く設定する)
乾燥 乾燥機は使用不可。平干しで陰干し

 

⚠ 洗濯機の「ドライコース」はクリーニング店のドライクリーニングとは別物です。ドライコースは水を使います。水洗い不可の製品には使用できません。

 

やってはいけないNG行為

NG行為 理由
ゴシゴシこする 繊維が傷んで毛羽立ち・白化が起きる
熱いお湯(40℃以上) 縮み・色落ちの原因
強く絞る 型崩れ・繊維のダメージ
乾燥機 縮みと劣化の原因
直射日光での乾燥 変色・黄ばみの原因
普通の洗濯洗剤(弱アルカリ性) タンパク質繊維を傷める
塩素系漂白剤 シルクを溶かすほどの強いダメージ

 

アイロンをかけたい場合

シルクにアイロンをかけるときは以下を守ってください。

  • 必ず当て布を使用する
  • 温度は低温(110〜130℃)
  • 完全に乾いてから、またはやや湿った状態でかける
  • 直接アイロンを当てると光沢が失われるので注意

 

長持ちさせるための保管ポイント

着用後のケア

着用後はすぐに洗濯しなくても、ハンガーに掛けて風を通すだけで汚れの定着を遅らせられます。汗をかいた場合は早めに洗濯するほうが変色を防げます。

長期保管

  • 保管前に必ず洗濯(汗・皮脂が付いたまま保管すると変色する)
  • 防虫剤を使用(ナフタリン系よりエムペントリン系が安心)
  • 通気性のある収納袋に入れ、直射日光を避けた場所に保管
  • 定期的に取り出して風を通す

 

SHELOOKのシルク温活アイテムについて

シルクの良さを日常で感じやすいのは、肌に直接触れるアイテムです。レッグウォーマー・腹巻き・靴下など、体温調整が大切な部位に使うことで、シルクの吸湿性と保温性を実感しやすくなります。

SHELOOKでは、秩父の国産シルクを使った温活アイテムを展開しています。日常使いしやすい設計にこだわっています。

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まとめ

確認事項 ポイント
洗濯表示 手洗いOKマーク確認が必須
洗剤 中性洗剤またはシルク専用洗剤を使用
洗い方 押し洗い・振り洗い。こすらない
脱水 タオルで押さえるだけ。絞らない
乾燥 平干しで陰干し。乾燥機は不可
保管 防虫剤+通気性のある収納

手入れの手順を一度覚えてしまえば、シルクは決して難しい素材ではありません。適切に扱うことで、長く快適に使い続けられる素材です。

 

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この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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