【初心者向け】クロモジの木を簡単に見分ける3つのコツ|特徴・注意点も解説

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クロモジを見分けたいけど難しい?こんな悩みありませんか?

  • クロモジってどんな木?全部同じに見える…

  • 森を歩いていても、どれがクロモジかわからない!

  • せっかくなら本物のクロモジを自分で見つけたい!

 

この記事では、初心者でもわかるクロモジの見分け方3つのコツを中心に、 自然観察やハイキングの時に役立つポイントをわかりやすく解説します。

 

 

クロモジはこう見分ける!3つのコツ

  1. 枝を折って香りを確認する

    • 樹皮や葉にはテルペネオールやリモネンなどの芳香成分が含まれており、クロモジの枝を軽く折ると、ふわっと甘く爽やかな柑橘系の香りが広がります!

    • 香りがしない場合は別の木の可能性大。

  2. 葉っぱの形とつき方を見る

    • 葉は細長く、先がやや尖っている。

    • 葉は互い違いに生えています(互生)。

  3. 樹皮をチェックする

    • クロモジの幹は灰色〜茶色で、ところどころ黒い斑点模様が見られます。

 

この3ポイントを押さえれば、初心者でもかなりの確率でクロモジを見つけられます!

 

クロモジ(黒文字)ってどんな木?基本情報

  • 分類: クスノキ科クロモジ属の落葉低木

  • 分布: 日本各地の山地・丘陵地

  • 特徴: 春には黄色い小さな花を咲かせ、秋には美しい紅葉を見せる

 

クロモジは、日本の本州(特に関東地方)、四国、九州北部、および中国に分布しています。低山や疎林の斜面、雑木林の中に自生し、茶園や公園の植栽としても植えられることがあります​​。

 

クロモジ属(Lindera)には、アジアを中心に温帯から亜熱帯まで約100種が知られており、日本には10種ほどが存在します。クロモジやケクロモジなどの種は変異が大きく、同定には困難を伴うことがあります​​。

 

変種オオバクロモジとクロモジの間には中間型も存在し、連続的に変異することが知られています​​。クロモジ群の識別には、葉が枝先に集まってつくこと、枝が緑色であることなどが重要です。

 

香りの良さから、古くは楊枝やお茶席の花として重宝され、 現在ではフレグランスやスキンケアにも活用されています。

 

クロモジ(黒文字)の神秘 – 抗菌から香りまで、多用途な日本の宝石

 

 

クロモジに似た植物に注意!間違えやすい木リスト

名前 特徴 クロモジとの違い
ダンコウバイ 葉が丸みを帯び、香りも甘いがやや弱い 葉の形が丸く、香りが違う
シロモジ 葉がやや大きく、裏面が白っぽい 葉の裏面の色とサイズで区別可能

ポイント解説: クロモジを探すときは、”葉の形””香り””葉裏の色”をしっかりチェックすることが大切です!

 

 

 

 

クロモジを見つけたときの楽しみ方・活用アイデア

  • 観察ノートを作って葉・幹・季節の変化を記録する

  • 家族や友人と香り比べをして楽しむ

  • 森歩きやバードウォッチングイベントでもクロモジ探しをプラスして自然を満喫!

クロモジ探しを通じて、自然とのふれあいがぐっと深まります。

 

クロモジとニオイコブシのアロマオイルそれぞれの特徴と使い方

 

 

クロモジを見分けるときの注意点

  • 枝を折る際は最小限に!:自然を守るため、むやみに枝を折りすぎないこと。

  • 似た植物に注意!:クロモジに似た木(ダンコウバイ、シロモジなど)もあるので、香りと葉の形で最終確認を。

  • 私有地では採取禁止!:山林は私有地の場合も多いので、マナーを守りましょう。

 

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クロモジの効能と使い方ガイド
黒文字の神秘-抗菌から香りまで、多用途な日本の宝石

 

 

まとめ|クロモジを見つけて自然をもっと楽しもう!

香り・葉・樹皮、この3つのコツを押さえれば、クロモジの木はぐっと見つけやすくなります。

似た植物との違いも知っておけば、より自信を持って自然観察が楽しめます!

自然の中でクロモジを見つけ、日常にも香りを取り入れて、五感で自然を満喫しましょう。

 

 

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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