宿泊施設の魅力を高める、「香り」と「シルク」が生み出す五感体験

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― ISILKが提案する、地域資源を活かした空間デザイン ―

 

観光や宿泊の選択基準が「価格」や「立地」から「体験価値」へと移り変わる中で、いま求められているのは“心に残る滞在”をどう生み出すかという視点です。その鍵となるのが、香りと肌触り――すなわち五感へのアプローチです。

 

私たち株式会社ISILKは、秩父を拠点に「地域資源を現代の感性で再構築する」ことを理念とし、香りのブランド「BLACKLETTERS(ブラックレターズ)」と、国産シルクブランド「SHELOOK(シールック)」の2つのブランドを運営しています。

 

どちらも単なる製品開発ではなく、土地・素材・人の記憶を、感性の形で伝えるプロジェクトとして展開しています。

 

 

 

秩父事件とシルク文化|自由民権運動と繭から生まれた未来の物語

 

森をまとう香り ― BLACKLETTERSによる空間デザイ

BLACKLETTERSは、秩父の森に自生する「クロモジ」などの和精油をベースに、“森をまとう香り”をテーマとしたフレグランスブランドです。自然の記憶を香りで綴るように、香水・ルームフレグランス・ディフューザーなどを展開しています。

 

BtoB領域では、ホテルや宿泊施設、サウナ、スパなどの空間設計に香りを導入するプロジェクトを手掛けています。単に「良い香りを置く」ではなく、空間の導線、照明、素材とのバランスを考慮しながら、“ブランドの世界観を香りで表現”します。

 

 

たとえば、チェックインの瞬間に感じる清らかな木々の香り。それはゲストの心を一瞬で「非日常」へ切り替えるスイッチになります。

 

 

また、弊社ではディフューザーのほか、香りを循環的に拡散できる専用マシンもご用意しています。メンテナンスが容易で、サブスクでお手頃な月額料金で長期的に香りの質を保ちながら運用が可能です。

 

 

ホテル全体の空間ブランディングや、客室ごとのテーマ設計などにも柔軟に対応できます。

 

 

 

お問い合わせがこちら

 

香りの記憶は、滞在後も長く残るもの。宿泊体験そのものを“ブランド体験”へと昇華することが、これからの宿泊施設の価値向上に欠かせない要素だと私たちは考えています。

 

肌で感じるぬくもり ― SHELOOKが叶えるシルクの空間

もうひとつのブランド、SHELOOKは2017年に立ち上げましたが、色々な困難もあり、2023年から新たに「国産シルク一元化プロジェクト」から誕生しました。秩父で養蚕・製糸・撚糸・精錬・製品化までを一貫して行うことで、“本物のシルク”を次世代へつなぐものづくりを目指しています。

 

シルクは、古来より「第二の肌」とも呼ばれてきました。吸放湿性・保温性・静電気防止などの特性を持ち、夏は涼しく、冬は温かく――まさに人の体に寄り添う天然素材です。

 

SHELOOKではこの特性を活かし、レッグウォーマー・靴下・寝具・パジャマなどを展開予定です。現在はよりスムーズに商品を展開できるように、撚糸にフォーカスをしながら商品開発をしています。

 

宿泊施設向けには、シルクのピローケースやシーツ、ルームウェアなど、アメニティとしての導入提案も行っています。

 

そして、私たちが最終的に目指すのが「SILK ROOM(シルクルーム)」の構想です。アメニティから寝具、香りまでもが一体となった、“全身でシルクを体感する部屋”――それがISILKの到達点です。

 

ここでは「上質な素材」と「持続可能な生産背景」の両立を実現し、宿泊そのものを通じて、地域の伝統や自然の恵みを感じていただけます。

 

 

 

 

地域資源とサステナビリティを活かした新しい宿泊体験

ISILKのブランドが宿泊施設にもたらす価値は、単なる“高級感”ではありません。私たちの強みは、地域資源を宿泊体験へ変換する企画力にあります。

 

 

  • 森林資源(クロモジ・ヒノキ間伐材など) → 香り・アロマ体験

  • 養蚕・絹産業 → シルク寝具・ルームウェア

  • 地域のストーリー → ブランディングコンテンツ・お土産開発

 

 

このように、地域が持つ自然・文化・産業を一つの体験として再構築し、宿泊施設に新たな「意味」と「物語」を加えます。また、香りやシルク製品の販売を併設することで、宿泊後も思い出を“持ち帰れる体験”として継続的な価値を創出します。

 

 

 

 

 

宿泊施設の魅力向上に向けた導入ステップ

宿泊施設様との取り組みは、以下のようなステップで進行します。

 

 

  1. 現地ヒアリング:施設のコンセプト・立地・客層を分析

  2. 香り・素材提案:季節やテーマに応じた香り・シルク製品を提案

  3. サンプル導入・検証:実際の客室や共用部で体験テスト

  4. 導入・ブランド設計:香り空間設計・アメニティ導入・販売連動企画

 

 

小規模宿からラグジュアリーホテルまで、目的に応じた柔軟なプラン設計が可能です。また、PR用の撮影・コピー制作・SNS展開など、デザイン面からのサポートも弊社で一貫して行うことができます。

 

 

 

「記憶に残る宿泊」をともに創る

宿泊施設の魅力とは、ハードではなく“体験の質”で決まる時代。香り・肌触り・物語――この3つの要素が融合することで、滞在は「ただの宿泊」から「心を満たす時間」へと変わります。

 

ISILKは、秩父の地から生まれた素材と感性を通して、日本各地の宿泊施設に“五感で感じる地域創生”を提案していきます。それは、旅人にとっての新しい体験であると同時に、地域の未来を紡ぐデザインでもあります。

 

 

 

▼お問い合わせ・ご相談



ホテル・旅館・宿泊施設向け香り設計/シルクアメニティ導入に関するご相談は、

ISILK公式サイト(https://isilk.jp) または ISILK STORE(https://isilk.store) よりお気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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