翔んで埼玉も踊るコバトンと埼玉県民の日
埼玉県民の日
11月14日は埼玉県の県民の日でした。
小学生から高校生までは、学校が休みになるので嬉しいですね。
平日が休みのため、有名なエンターテイメントパークでは埼玉県民で溢れかえっています。
特に埼玉県秩父から都内に出るのには1時間半、鈍行列車で2時間かかるためみんな必死です。都内に行けば必ず友達に会うと言った面白い日でもあります。
埼玉県庁にてサーキュラーファッションショー
古着やリメイクでサーキュラーファッションショーというイベントに弊社ISILKも参加させていただきました。
今回弊社が携わった内容はタレントのユージさんとコバトン、そして県庁の部長さまの衣装を製作させていただきました。
もともとファッションデザイナーだったので、色々なことができるのですが。
今回は埼玉県庁がリサイクルボックスを設置し要らなくなった洋服を回収したものを元にリメイクジャケット2枚とコバトンのTシャツを製作しました。
デザインは全て弊社で請負、短い期間ではありましたがなんとか形にすることができました。
タレントのユージさんとは縁があり、弊社ができる前gigibytomohikohoriguchiという私のメンズブランドを展開していた頃に、テレビやメディアで着用していただくことはあり、ユージさん自身は覚えていませんでしたが今回お話をいただいた時は縁を感じました。
サーキュラーとは
circularとはサークルの「円形の」「循環する」という意味があります。
サーキュラーエコノミーという言葉は最近ではよく聞くようになったと思いますが、直訳すると循環させるという意味になります。
サーキュラーエコノミー(Circular Economy)は、資源を有効に活用し、環境への負荷を最小限に抑えながら経済活動を行う経済モデルを指します。このアプローチでは、製品や資源が使用された後にリサイクルや再利用され、廃棄物の最小化が目指されます。サーキュラーエコノミーは伝統的な線形経済モデル(生産→使用→廃棄)に対抗するもので、循環的なプロセスを強調します。
サーキュラーエコノミーの特徴
-
循環性(Circularity): 製品や資源が使用された後に、できるだけリサイクルや再利用され、絶対的な廃棄物の最小化が図られます。
-
資源の最適活用: 資源を最適に活用し、その寿命を延ばすために、修理、再生、リサイクルなどが促進されます。
-
共有経済(Sharing Economy): 複数の人が同じ資源や製品を共有することで、資源の無駄を減らします。
-
デザインの重要性: 製品の設計段階から、リサイクルや分解が容易な形になるようにデザインされます。
-
廃棄物の最小化: 不要な廃棄物を最小化するために、サプライチェーン全体での協力や効率的な資源利用が重視されます。
サーキュラーエコノミーは、環境保護や持続可能な開発の観点から、従来の使い捨て型の経済モデルに対する新しいアプローチとして注目されています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/news/page/news2023110901.html
株式会社ISILKとして
弊社もBLACKLETTERSというフレグランスブランドを展開しています。
秩父で取れる天然の黒文字の木から取れる精油をベースに展開しているブランドになります。
年々黒文字の木自体は自生しているものの、過度に伐採したり、鹿が食べてしまったりと少しずつ少なくなっているのも現状です。大量に消費すれば、無くなってしまうため供給が必要になります。
上記のサーキュラーエコノミーのように循環経済(社会)として黒文字の枝葉っぱを取って、また植えてどんどん増やしていくことで循環していく仕組みが秩父で作れればと思っています。
弊社代表はもともとファッションデザイナーとして活動した経緯もあり、現在も会社としてアパレルブランドに携わっていることもあり、今回の埼玉県の取り組み等にすごく共鳴し秩父が支えてきた絹織物の土俵を少しでもシルクという特別なものを使って、シルクもまたしっかりとやっていけたらと思っています。
以前天空のポピーのブログを書かせてもらっています。
もし興味があればそちらもご覧ください。
次の記事へ