フレグランススティックの使い方
目次
フレグランススティックの使い方とは
フレグランススティックはリードスティックとも呼ばれます。リードとはスティックの素材全体を指し、竹やアシ(とう)から来ていると言われています。
部屋の芳香剤として、フレグランススティックを挿すものとして、瓶に入っているケースが多いと思いますが、中身は香料とエタノール、水または香料とエタノール、オイルを混ぜた瓶にフレグランススティックを挿して1~2時間程度経つとオイルが気化し始め、フレグランススティックを伝って空間に心地よい香りが漂います。
基本的には最初に購入した時についてきますが、液体より先に買え替えることはないので、次に詰め替え用(リフィル)を買った際は新しいフレグランススティックを購入するのもありです。
なぜディフューザーの瓶は透明ではないのか?
なぜルームフレグランスの瓶は透明じゃないのか?
みなさんもルームフレグランスを購入する際に瓶が透明ではないものが多いと思ったことはありませんか?
実は、基本的なものだと1ヶ月から2ヶ月と言われていますが、1ヶ月前に液体がなくなったらえ?!て思いますよね?
こんな早くなくなるの?買ったばかりなのに、、、と。
そうなんです!!!
フレグランススティックの本数やフレグランススティックのクオリティ、室温などによって変わってきてしまうのです。
なるべくなら液体残量が見えない方がいいですよね。という理由で透明瓶が少ないんです。
透明の瓶なのに一向になくならないけど、匂いもしない場合は液体が残るようにオイルや溶剤を入れているケースもあります。
これによって香りは無くなってるけど、まだ使える錯覚に陥るケースもあります。
大体の商品には溶剤が入っているため、日持ちはいいと思います。溶剤が入っているものは特に安価なものが多いのが特徴です。
香りの調整や使用期間の調整
香りが強いなと思ったらフレグランススティックの本数を減らして見ることで、長く使うことが可能になります。
スティックの相性と瓶の香りの相性が合わないとすぐに吸ってしまったり、竹串だとあまり吸わないため、香りが広がりずらかったりと色々なデメリットも出て来るため、色々試してみると面白いです。
フレグランススティックの種類とその使い方
フレグランススティックはなんでも挿せば使えるわけではありません。
基本的には何種類かあり、天然素材から化学繊維まであり、スティックとしての条件は、スティックの中に空洞があることが条件になります。
その条件に当てはまる天然素材が竹、籐(ラタン)になります。
バンブー(竹)スティック
竹は特には水分を含んでいない乾燥したものが好ましいです。
竹の内部には細か穴があり、そこを香りが染み込みその穴を通って香りが外にでます。
焼き鳥に使う竹串を想像してもらうと分かりやすいです。
ただ竹串を見てもらうと分りますが、全く空洞がありません。
ないものはスティックとして使用してもあまり意味がありませんので注意が必要です。
ラタン(籐)スティック
籐(ラタン)は東南アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物で、日本名で「籐(とう)」と呼ばれています。
ツル性植物で、節があり、とげを持った表皮に包まれています。
その繊維は植物中最長にして最強といわれ、長さが200メートルを超えるものもあり、他の樹木にからみつき空に向かって伸びていきます。
およそ5年ほどで加工に適した大きさに成長します。
その生命力の強さから、通常の木材よりも丈夫で折れにくく、曲線の加工もしやすいため、細かく裂いたものを編んで籠としたり、太いものはステッキや家具のフレームなどに使用されます。
通気性がいいのも特徴で、暑い季節には人気のある素材です。
他にもファイバースティックや紙のスティックがあります。
ファイバースティック
ファイバースティックはポリエステルファイバーで作られたスティックで特徴としては白意外に色々な色展開ができる点はメリットが高いと思います。吸い上げやすいように内側にラタンと同じような構造になっています。
BLACKLETTERSのリードディフューザーも黒色のスティックが欲しいと思っており色々探しましたが、竹やラタンを黒く塗ることはできませんし、炭にしたところで強度が弱くなるため使用することができません。その際の候補としてファイバースティックはありましたが、吸水力が高いため本数が多いとすぐに香りがなくなる恐れがあります。あくまで中の液体との相性なので、ブランドで売っているのであればそれを利用するのがいいかもしれません。
ペーパースティック
BLACKLETTERSのフレグランススティックには色が必要でした。それを実現したのが紙のフレグランススティックです。
吸水力と持続力を兼ね備えたスティックで使い勝手もいいです。
拡散力も強くすごく綺麗に香るのが特徴です。
是非紙のフレグランススティックを探しているという方はこちらで購入できます。
紙のスティックのメリットはずっと長く香りをスティックに留めることができるため、使いやすいのと、木の香りに邪魔されないため香りが綺麗にたつこともメリットの1つです。
ただ吸水力が高いため、本数は2から3本くらいで十分だと思います。
アロマストーン(フレグランスストーン)とは?
最後にフレグランスストーンもスティックと同様に選ばれるアイテムです。
アロマストーンの表面にアロマオイルを直接垂らすと、石がアロマオイルを吸収し、時間とともに自然に蒸発して香りが広がります。 火を使わず、電気も必要ないため、安全にどこでも香りを楽しめるのが一番の特徴です。
今回はフレグランススティックの使い方についてどう使ったらいいのか?
どの素材がいいのか等理解してもらえたと思います。
是非今後の参考にしてみてください。
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