いやなにおいを一瞬でいい香りに!夏にできる対策とは?
汗のにおいの原因
いよいよ夏が近づいてきました。と言いたいところですが、今年は類に見ないほど梅雨が早く明け、6月末から30度越えの猛暑が続いています。汗を多くかく季節だからこそ体臭や汗の匂いは気になりますよね。
汗など体から発せられるにおいは自分ではわかりにくく、特に香水と汗を混ぜてしまうと大変なことになってしまいます。
是非、夏に効果的な香水の付け方を汗のメカニズムと一緒に見つけていきましょう。
汗は無臭??
汗をかいたときにどうしても気になるにおいですが、汗がくさいとみんな思っていませんか?体温調節のためにかく汗は通常無臭で、成分の99%は水分でほとんどにおわないそうです。
KAOのホームページに詳しく説明があります。
https://www.kao.co.jp/8×4/lab/article03/
ではどこからにおいが発生するのでしょうか?
においが発生する原因は汗から物質を生み出す殺菌がいて、その細菌が汗や皮膚の汚れをエサに、独特の汗のにおいを発しているのです。
また疲労やストレスなども汗のにおいの原因になると言われています。
汗のにおいや体臭は香水で消せない?
汗のにおいを消すために制汗剤を使用する方も多いと思いますが、匂いを防ぐにはまず汗をなるべく早く拭き取ることが匂い対策の基本になります。
汗はかいてから約1時間経過すると匂いを発し始めるため、早めに拭き取ることが理想です。
拭き取る際はボディーシートや濡れタオルを使ってください。
制汗剤とボディーシートを使い分けがポイント!
●スプレータイプスプレータイプの制汗剤は、汗を拭き取った後、においを抑えるために使用します。フレグランスの種類も特に豊富なタイプです。
●シートタイプシートタイプの制汗剤は、外出先や運動後、たくさん汗をかいたときに拭き取るために使います。汗と併せて肌のベタつきも除去できるため、爽快感を得たいときにも!
●ロールオンタイプ先端に丸いローラーがついており、肌に直接ローラーをあてて回すことで、制汗剤が出てくるロールオンタイプ。
長時間汗を抑える効果が期待できます。外出前、汗をかいていない状態の脇の下など、汗をかきやすい部分に使いましょう。
●クリームタイプクリームタイプの制汗剤は、足の裏など、特ににおいが気になる部分に手で塗って使います。汗をかいても落ちにくいタイプです。
においと臭いの違い
こういう話をするときに気になるのが、漢字の使い方ですね。
匂い(におい)と聞くといいイメージですが、臭いと聞くとくさいイメージになると思います。
- 嗅覚で感じる“におい”のうち、“よいにおい”は“匂い”。 例)梅の花の匂い、匂い袋
- 嗅覚で感じる“におい”のうち、“不快なにおい”は“臭い”。例)魚の腐った臭い、生ゴミが臭う
- 人によって快・不快の感じ方が異なる場合やどんな“におい”なのか判断が難しい場合、“ほのめかす”という意味で使われる場合は、ひらがな。例)たばこのにおい、生活のにおい、犯罪のにおいがする、不正をにおわす
夏ならではの香水の付け方とは?
夏は湿度が高くなるため、乾燥というよりかは空気が重いイメージがあると思います。
香りはアルコールを使って香りを拡散させます。
湿度が高いほど芳香分子は空間に留まりやすく、比較的香りが強く長時間にわたり感じられることで、香りたちが強くなり、他人に香水臭いと思われがちになります。
湿度が低いほど芳香分子は空間で拡散しやすく、比較的香りが弱く短時間にかぎり感じられるという性質があるようです。 また、気温によっても香り方は左右されるともいわれます。
そんな変幻自在の香りを操るためには通常2プッシュであれば1プッシュに減らしてみましょう。
また汗を多くかきやすいところには香水はつけないようにしてください。
なるべく乾燥している場所、足首や腕などの蒸れない箇所を選んでください。
今年はながい夏になりそうです。是非いい香りを纏い、夏の蒸し暑さに打ち勝ってみてください。
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秩父のめぐみを使ったプロダクト。
香りとともに日常を非日常に。
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