今はとれない!?人気の香料ムスクやアンバー

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今はとれない!?人気のムスクやアンバー

天然香料の中でもかなり貴重で、最近はニュースにもなり一攫千金のような記事も見るようになりました。

現在有名香料というとみんなが馴染みのあるムスクやアンバーではないでしょうか?
昔から人々を魅了し続けた香料ですが、現在はほぼ市場に出回りません。
何故ならそれらは動物から取れるものであり、捕獲が難しくなっているからなんです。
ではその2つの希少な香料を紹介していきます。
 

ムスク

雄のジャコウジカの腹部には香囊(こうのう、ジャコウ腺)と呼ばれる分泌腺があり、香嚢の内部にはアンモニア様の強い不快臭を持つ赤いゼリー状の麝香が入っており、一つの香嚢からは30グラム程度採取することができる。これを乾燥させるとアンモニア様の臭いが薄れて暗褐色の顆粒状となり、薬としてはこれをそのまま、香水などにはこれをエタノールなどに溶解させて濾過したものを使用します。
容姿は鹿そのものですが、少し日本の鹿よりも小ぶりな印象です。
 
 
麝香の麝の字は鹿と射を組み合わせたものであり、射は麝香の香りが極めて遠方まで広がる拡散性を持っていることを表しているとされる。一方、英語ではmuskと呼ばれているが、これはサンスクリット語の睾丸を意味する語に由来するとされています。
 
元々数が少なかったジャコウシカは乱穫により1979年に絶滅危惧種に登録され、ワシントン条約により捕獲が禁止されています。インドから中国にかけて生息をしています。
 
 
ジャコウジカ
Portrait of cute musk deer with terrible sharp tusks in summer forest.
 

アンバーグリス

アンバーグリスはマッコウクジラの腸内に溜まった結石を指します。
龍涎香(りゅうぜんこう)
龍涎香という呼び名は 良い香りと他の自然物には無い色と形から「龍のよだれが固まったもの」であると中国では言い伝えられています。マッコウクジラから排泄された龍涎香は、水より比重が軽いため海面に浮き上がり海岸まで流れ着く。商業捕鯨が行われる以前は、このような偶然によってしか入手ができなかったため、非常に貴重な天然香料だったのです。
 
1986年以降は捕獲ができなくなったため、かなり希少で、最近ではイエメンでマッコウクジラの死骸からアンバーグリスが見つかり村のみんなで山分けしたという記事からも億単位で取引されている貴重な香料です。
 
Sperm whale, Cachalot (Physeter macrocephalus)). Close-up of submerged adult. Tenerife, Canary Islands. (From analogical file, rotary scanner). (Sperm whale, Cachalot (Physeter macrocephalus)). Close-up of submerged adult. Tenerife, Canary Islands.
 

まとめ

上記2つの香料は今は希少価値が高い為なかなか使用できないのはすでに説明しました。
では今市場に出回っているムスクという甘い香り、これは合成香料で作った香料になります。
アンバーも一緒ですね。
なので、ホワイトムスクやアンバーと記載あるものは金額がバカ高い香水ではない限り、は天然ではないということになります。
 
今回は動物性の精油を紹介しましたが花や木にも同じように危機的状況が迫っています。
サスティナビリティと言われ、NO FURや動物虐待など色々な制約が多くなってきていますが、香りやファッションは人々の生活にとって欠かせない存在であり、それを少しずつ変化させていかなければいけないのかもしれません。
 
 

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