秩父錦と武甲酒造 秩父の2大日本酒ブランド
矢尾本店「秩父錦」と武甲酒造
矢尾本店は1749年 寛延2年創業
武甲酒造は1753年 宝暦3年創業
秩父から生まれた2代酒造メーカー
今から270年前に山深いちちぶの里で生まれた銘酒秩父錦と武甲正宗。
埼玉県、山梨県、長野県の三県にまたがる甲武信ヶ岳に源を発する荒川水系の良質な水に恵まれ、澄んだ空気と寒暖差の激しい気候の中で育まれた高品質な酒米を使い、美味しい酒造りに欠かせない全ての条件が揃った自然環境のなか、長年に渡ってこの地方でしか作れない日本酒を育んできたそうです。
この文章は秩父錦のHPより抜粋させていただきました。
http://www.chichibunishiki.com
秩父で愛される唯一の百貨店矢尾
秩父錦は秩父で唯一の百貨店矢尾になる前、酒造業を始めたのがきっかけで作られたブランド酒です。
歴史としては酒造り業からその後呉服、食糧品、雑貨累の販売を兼ね、天保年間には秩父絹(太織)の買継業を兼営していたそうです。太織とは秩父銘仙の原点とも言える織物です。
秩父銘仙はご存知の通り、経糸に捺染をして緯糸をいれる『絣』と呼ばれる手法です。
秩父で唯一の百貨店矢尾として今でも秩父の人たちに愛されており、昔の酒蔵や倉庫と思われる古い建築物がいまもなお残っています。
有形文化財の建物が歴史を語る武甲酒造
一方武甲酒造は建物の中に井戸があり、その井戸水を命の水とし酒造りをしてきた秩父錦よりは4年ほど少し遅く創業しました。今でも270年の歴史は健在で、秩父でも唯一というくらい立派な昔ながらの建物は圧巻です。
お店の内装も昔さながらの雰囲気を醸し出すいい店内と建築。
建物は2004年に国指定の登録有形文化財に指定されたそうです。
秩父は以前は昔ながらの古民家がたくさん残っていたのですが、今では消防法の関係もありたくさんの古民家は取り壊され、新しい建物が建ってしまい、まちづくりといった点では残念ですね。
もっと未来を考えたまちづくりを考えて欲しかったですね。と地元民ながら思ってしまいます。
川越のような見応えのある建物は数えるほどになってしまいました。本当に残念です。ただ一方でその建物を維持していくのはもっと大変なのでなんとも言えませんが。
武甲酒造の特徴の1つとして敷地内に井戸があり、そこから組み水は武甲山伏流水と呼ばれ『平成の名水100選』にも選ばれているそうです。
それだけ秩父の水は美味しいということです。
さて現在コロナの影響もありアルコール不足が深刻ですが、たくさんの酒造メーカーからも消毒用のアルコールを販売できますというところも多くなりました。
エタノールとアルコールの違い
ちなみにエタノールとアルコールの違いはわかりますか?
基本同じものですが、エタノールはアルコールの一種。
アルコールとはアルコール類の総称だそうです。
一般的にはアルコールといえば,エチルアルコールをさし「エチルアルコール」は国際化学命名法の呼び名で「エタノール」は慣用名、「酒精」は日本語名称みたいです。
飲用するアルコールは酒税法で1%以上は酒税が課されます。
日本酒の話に戻します。
日本酒はどのように作られるのか?ふと感じたので調べてみました。
日本酒は米(蒸米)と米麹と水を原料とし、アルコール発酵させたものです。
アルコール発酵とは糖分をアルコールに変えて炭酸ガスを発生させることですが、日本酒の原料の米には糖分が含まれていないため発酵できません。そこで麹を使い、麹の酵素によって米のデンプンを糖分(ブドウ糖)に変え(糖化)、発酵の力でアルコール発酵を行なっています。
糖化とアルコール発酵 2つの化学反応を同時に同じタンクで行う技術を並行複発酵といい世界でも類をみない高度な醸造方法でありこのことにより、高アルコールの醸造酒ができるのです。
アルコール77を使用した商品開発
今回BLACKLETTERS は秩父の酒造メーカーでもある秩父錦ブランドを持つ矢尾本店様の協力の元、アルコール77の除菌用アルコールを作っていただき、その秩父錦のアルコールを作った香り付きの除菌スプレーを展開することができました。
色々と担当の豊田部長様と商談をさせていただきながらご協力いただきました。
手につけても大丈夫なアルコールを使用しています。
ルームスプレーとしても持ち運び用なので香水のように使っていただくことも可能です。
万能な商品は香水と同じ3種類での展開になります。
フレグランス除菌スプレー
秩父のめぐみを使ったプロダクト。
香りとともに日常を非日常に。
フレグランス除菌スプレー
商品紹介
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