日本の森の香りを暮らしに。スギとヒノキ精油の魅力を徹底解説
日本の森林の7割を占めるスギとヒノキ
日本の豊かな森林の約7割を占めるのは、スギ(杉)とヒノキ(檜)。
これらの木々は、古くから日本人の暮らしや文化を支えてきました。 それぞれの特徴と、香りの恵みについて詳しく見ていきましょう。
スギ(杉)|日本一高く、長寿の木
基本情報
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科・属:ヒノキ科スギ属
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学名:Cryptomeria japonica
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花期:2〜4月 / 果実期:10〜12月
スギは、日本で最も高く育つ樹木であり、樹齢2000〜3000年を超える個体も存在します。 太平洋側で育つスギは「表杉」、日本海側の耐雪性の高いスギは「裏杉」と呼ばれます。
学名”Cryptomeria“は”隠れた財産”を意味し、縄文時代から人々に重宝されてきた歴史を物語っています。
歴史と名前の由来
学名にもジャポニカ(日本の)という意味のラテン語表記になっています。
クリプトメリアは隠れた財産という意味です。縄文時代からスギの木は人々の生活に欠かせない木だったことが言葉からも推測できます。
縄文時代後期から弥生時代にかけてスギの分布は急拡大。 直立して伸びる姿から「直木(すくき)」が語源とされ、「進木(すすぎ)」説もあります。
スギの花言葉:雄大
スギの精油|心を浄化し、安眠へ導く香り
スギの精油は、葉や枝から水蒸気蒸留法で抽出されます。
香りの特徴と効果
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クリアで爽やかな香り
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気分の浄化、イライラを鎮める
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安眠を促し、呼吸を深く整える
作用
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抗菌、防虫、鎮静、催眠効果
敏感肌の方は直接肌に触れないよう注意が必要です。
(抽出部位:葉・枝・木 / ノート:ミドル〜ラスト)
ヒノキ(檜)|神聖さと優雅さを併せ持つ木
基本情報
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科・属:ヒノキ科ヒノキ属
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学名:Chamaecyparis obtusa
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花期:3〜5月 / 果実期:10〜11月
ヒノキは、古来より寺院や神殿などの建築材として重宝され、 法隆寺の五重塔にも使用されるなど、日本建築を支えてきました。
歴史と名前の由来
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「火を起こす木(火の木)」
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「尊い木(霊の木、日の木)」
様々な神話的な由来を持つ、特別な存在です。
ヒノキの花言葉:不滅、不死
ヒノキの精油|心と空間を清める香り
ヒノキの精油は、葉や枝、木部から抽出され、 日本人にとって親しみ深い、爽やかな森林の香りを届けてくれます。
香りの特徴と効果
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さわやかで清浄感のある香り
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情緒安定、リフレッシュ、安眠効果
作用
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抗菌、消臭、防虫、皮膚活性化
バスソルトに混ぜて入浴剤として使うのもおすすめです。 ※妊娠中や敏感肌の方は使用を控えましょう。
(抽出部位:葉・枝・木 / ノート:ラスト)
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まとめ|森の恵みを日常に取り入れて
スギもヒノキも、単なる建築材や森林資源ではありません。 その香りは、心と体を癒し、日々の暮らしを豊かにしてくれる自然の恵みです。
忙しい現代だからこそ、 日本の森の香りを取り入れて、リラックスできる時間を大切にしてみませんか?
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