クチナシと呼ばれるガーデニア

ジャスミンの香りは日本人に馴染みがある通り、日本人が好きな香りでもあります。白い薔薇に似ているのも人気の１つです。

そんな日本にゆかりのあるガーデニア。有名ブランドで使われている香りになりますが、基本的には人工香料で作られています。

天然の精油を取ろうとするとかなりの量の花が必要になるため、なかなか生産性が合わない貴重な精油になります。

アブソリュートと記載されているものでもなかなか証明が難しいのが現状です。

写真はジャスミンの花

ガーデニアとは

ガーデニアとは日本では口なしと言われる初夏に真っ白な花弁を咲かせる花のことを指します。

アメリカでは男性から女性にダンスのお誘いとして送られる花で、甘い香りが女性の喜びなどを表現していると言われています。花言葉は「幸せ」です。

甘くまろやなかながら品格漂う香りを持つと知られています。

日本の三大香花

春の沈丁花（ジンチョウゲ）・秋のキンモクセイと並んで、日本三大香木の一つとしても有名なガーデニング。

金木犀は色々なところで聞きますが、花から精油を抽出することはかなり至難の技です。

ダマスクスローズなどは１キロ400万円など本当に貴重な天然ものを手に入れること自体が大変になってきています。

上記にも記載しましたが似たような香りにはジャスミンやチューベルローズがおすすめな香りです。

ガーデニングがクチナシと言われる所以

クチナシ（ガーデニア・梔子）は、果実が熟しても割れないことから「口無し」と呼ばれるようになったようです。

また、クチナワ(ヘビ)しか食べない果実という意味から「クチナシ」に変化した、ともいわれていて、嫁に行った時には、女の子がいる家は植えてはいけない風習もあったようです。

クチナシ（ガーデニング）の効果効能

クチナシ（ガーデニア・梔子）は、アカネ科クチナシ属の常緑低木で、果実は漢方としても利用されていて消炎や抗菌作用を持っています。

また、ガーデニアに含まれる色素成分のクロセチンには、目の疲れを緩和する働きもあり、眼精疲労にも効果的と言われています。 それだけではなく、ガーデニアの実は乾燥させると湿布薬として利用可能とかなり幅広く効果効能を体験できます。

クチナシ（ガーデニア・梔子）の花は、初夏ごろに6枚の花びらをもつ白い花を咲かせます。

クチナシ（ガーデニア・梔子）の葉はつやつやしていて葉脈がはっきりとして庭に植えられる方も多い木ですが大体1m前後が多く、大きくなると2mほどにもなります。こんもりと枝が詰まって生長するので生垣に好まれます。

クチナシ（ガーデニア・梔子）の花は、3～4年経ってからでしか咲きませんが、何とも言えないとても甘い香りがして初夏の香りのする花の代表的存在です。

ガーデニアの抽出方法

ガーデニアの花の芳香は水蒸気蒸留法では抽出できません。

アブドリュートで抽出しますがかなり希少でほどんど流通していないと言われてます。そのため流通しているものは基本人工香料であることがほとんどです。

アブソリュートとは？

溶剤抽出法で抽出されたオイルのことを言います。

 熱や水によって芳香成分が損なわれることが少ないため、水蒸気蒸留法のものより植物（花）本来の香りが感じられます

天然香料と人工香料の違いを認識するのはなかなか難しいのが現状ではありますが、香りを楽しむ。化学的に治療をする。
私たちの生活のなかでもさまざまな香りが存在します。

その香りには天然が使われることはまずありません。なぜか？

高くて買えないからです。商品流通が難しくなってしまうからです。そんな意味でもガーデニングを今日はピックアップしてみました。