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フレグランス市場の今【2026年版】|香水業界の最新トレンドと国産ニッチ香水が伸びる理由

日本の香水市場が静かに、しかし確実に変わっています。

 

2024年の国内香水・オーデコロンの販売金額は前年比104.8%、初めて90億円台に達し3年連続で過去最高を更新しました。かつて「香水砂漠」と呼ばれた日本市場で、いま何が起きているのか。香水を作る側の視点から、業界のリアルをお伝えします。

 

 

日本のフレグランス市場——急成長の背景

若年層を中心に香水人気は右肩上がりで伸びており、2025年の国内の香水市場規模はコロナ禍の時と比べて5割増となる見込みです。

この成長を支えているのは3つの要因です。

 

① 自己表現としての香り

マスク社会が終わり、「香りで自分を表現したい」という意識が若年層を中心に高まっています。SNSを契機として新規ユーザーも拡大し、本格志向の高まりで単価1万円を超える高額品も伸びました。

 

② 高価格帯への移行

フレグランス市場が拡大する中、2024年下半期は5万円前後の高価格帯商品が続々登場しました。購入するのは富裕層だけではなく、「自分へのご褒美」として香水に投資する層が広がっています。

 

③ インバウンド需要

円安を背景としたインバウンド需要に支えられ、輸入も24年は前年比121.1%と1990年以降で最高となりました。国産・輸入の両輪で成長しているのが現在の日本市場の特徴です。

 

 

香りの役割が変わっている

単なる自己演出ではなく、「心身のコンディションを整えるための香り」へと価値軸が移行しています。

 

これは市場にとって重要な転換点です。「いい匂いをつける」から「香りで自分を整える」へ——この変化が、天然素材・産地透明性・ウェルネス文脈のフレグランスに追い風をもたらしています。

 

従来の香水の価値 現在の香水の価値
異性へのアピール 自己表現・自己肯定
特別な日につける 日常的に使う
ブランドで選ぶ 香り・素材・哲学で選ぶ
強く・遠くまで香る 肌に寄り添う・控えめ
合成香料 天然精油・産地明示

 

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ニッチ香水が台頭する理由

かつての日本の香水市場はシャネル・ディオール・エルメスといった欧州ラグジュアリーブランドが9割以上を占めていました。しかし今、「ニッチ香水」と呼ばれる独立系・小規模ブランドが急速に存在感を増しています。

 

メジャー香水 ニッチ香水
大量生産・広告費に投資 少量生産・素材に投資
誰もが知る香り 知る人ぞ知る香り
ブランド名で選ぶ 素材・産地・哲学で選ぶ
百貨店・免税店で購入 セレクトショップ・直販で購入
¥10,000〜¥30,000 ¥8,000〜¥60,000

 

ニッチ香水を牽引するのはLE LABO・diptyque・BYREDOなどのブランドです。共通するのは「どこで・誰が・何から作ったか」を明示しているという点。消費者はブランドの背景にあるストーリーを買っています。

 

Stack of soap bars with sponge and bottles on light background

 

国産ニッチ香水が今、チャンスを迎えている

ニッチ香水のトレンドは「日本にしか作れない香り」への需要を生み出しています。

 

欧州のニッチ香水が使う素材——バラ・ウード・サンダルウッド——は日本にはありません。しかし日本には、欧州にはない固有の香り素材があります。

 

クロモジ・ヒノキ・ユズ・スギ・ハッカ——これらは日本固有の樹木・植物から採れる精油で、欧米の香水業界ではほとんど使われてきませんでした。

 

素材 産地 特徴 欧州での認知
クロモジ 秩父(埼玉)など国内各地 リナロール主成分・鎮静効果 ほぼ未使用
ヒノキ 国内各地 α-ピネン・清涼感 一部使用
ユズ 高知・徳島など リモネン・爽やかな柑橘 一部使用
スギ 南会津など セドロール・深いウッディ ほぼ未使用

 

「日本らしい香り」への国内外の関心が高まる今、これらの素材を使った国産ブランドは世界に向けた差別化ができる唯一の立場にあります。

 

フレグランス業界の構造——香りが使われる場所

「香り」が関わる市場は香水だけではありません。

 

市場 主な用途 規模感
香水・フレグランス 身につける・空間に使う 国内約575億円(2024年・富士経済)
トイレタリー シャンプー・柔軟剤・石鹸 数千億円規模
食品フレーバー 飲料・加工食品の香料 数百億円規模
アロマ・精油 ディフューザー・マッサージ 急成長中

 

この中で最も成長率が高いのが香水・フレグランス市場です。2024年の市場は前年比15.0%増の575億円で、前年に引き続き二桁の伸びとなりました。

 

BLACKLETTERSが目指すもの

BLACKLETTERSは、この市場の変化の中で生まれたブランドです。

 

「心身を整えるための香り」「素材の産地と成分を明示する透明性」「日本にしか作れない和素材の活用」——これらはすべて、現在のフレグランス市場が求めているものと一致しています。

 

秩父産クロモジという素材は、欧州のニッチ香水ブランドが使うウードやバラに匹敵する希少性と物語を持っています。ただし、世界市場でまだ認知されていない。だからこそ、今が始めるタイミングです。

 

商品 特徴 価格
香水 KUROMOJI(EDT) 秩父のクロモジ×柑橘。森の朝 8ml ¥4,620(税込)
香水 URAHA(EDT) 葉裏の青さと湿度。植物的な深み 8ml ¥4,620(税込)
香水 SORAIRO(EDT) 空気感・透明感。秩父の空 8ml ¥4,620(税込)
サンプルセット 3種を少量で試せる ¥990(税込)

👉 BLACKLETTERSの香水を見る 👉 サンプルセットで試す

 

まとめ

トレンド 内容
市場規模 国内香水市場は3年連続過去最高・2024年は94億円
価値の変化 自己演出→心身を整えるツールへ
消費者の変化 ブランド名→素材・産地・哲学で選ぶ
ニッチ香水 独立系・少量生産・ストーリー重視が台頭
国産の機会 クロモジ・ヒノキなど和素材は世界で未開拓

フレグランス市場は「量から質へ」「広さから深さへ」という転換期を迎えています。その中で、産地・素材・哲学を持つ国産ブランドが台頭できる環境が整いつつあります。

 

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秩父に来たら、ぜひ立ち寄ってください。

秩父祭の歴史を伝える「秩父祭り会館」にて
BLACKLETTERSの香水を販売しています。

秩父の森から生まれた香り、
ぜひ現地で体験してみてください。

秩父祭り会館

〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8

0494-23-1110

10時00分~17時00分 休館日:毎週火曜日

ACCESS 

  • 電車をご利用の場合

    西武鉄道ご利用の場合 池袋より西武秩父線利用 西武秩父駅下車 徒歩15分
    秩父鉄道ご利用の場合 熊谷駅から秩父鉄道 秩父駅下車 徒歩3分

    お車をご利用の場合

    関越自動車道ご利用の場合 関越自動車道 花園I.C.下車 国道140号で秩父方面へ
    日高・飯能方面よりお越しの場合 国道16号経由、国道299号で秩父方面へ
    甲府・山梨方面よりお越しの場合 中央自動車道 勝沼I.C.より国道20号~国道411号~国道140号経由で秩父方面へ

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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