【聖地巡礼】アニメ『あの花』の舞台・秩父を巡る旅|映画ロケ地・神社・歴史を深堀り

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アニメの舞台が観光地に——『あの花』と秩父の魅力再発見

アニメや映画が舞台となった場所を実際に訪れる“聖地巡礼”は、ファンにとって特別な体験です。 なかでも『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下「あの花」)は、2011年の放送以降、埼玉県秩父市を全国に知らしめた作品のひとつ。

 

作品を通じて描かれた風景や文化は、アニメファンのみならず観光客にとっても魅力的な要素となり、今なお多くの人々が秩父を訪れています。

 

 

あの花×秩父:アニメがつなぐ“心の風景”

2011年に放送されたオリジナルアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称「あの花」)は、埼玉県秩父市を舞台に、少年少女たちの再会と再生の物語を描き、多くの人々の心を掴みました。

 

その人気はテレビアニメにとどまらず、2015年には実写映画化もされ、主演は村上虹郎さんと松井愛莉さん。物語の舞台となった秩父の実際の風景が数多く登場することで、“聖地巡礼”としての注目も集めています。

 

作品を彩った実写映画とロケ地

映画では、アニメの世界観を損なうことなく、秩父の自然や街並みが美しく描かれています。キャストには村上虹郎さん(主人公役)、松井愛莉さん(ヒロイン役)、さらに村上淳さんやUAさんなど実力派俳優が揃い、作品に厚みを加えました。

 

ストーリー概要

かつて幼馴染を事故で亡くした少年たちが、彼女の霊の出現をきっかけに、過去と向き合い、心の葛藤を乗り越えていく物語。

ファンタジー要素を含みながらも、リアルで繊細な感情表現が共感を呼び、若者だけでなく幅広い層から支持を集めました

 

聖地巡礼:物語の舞台をたどる

アニメや映画に登場した秩父の風景を実際に巡る「聖地巡礼」は、今なお多くのファンに支持されています。

 

椋神社(むくじんじゃ)

龍勢祭りの発信地であり、自由民権運動の舞台でもある歴史ある神社。アニメでは、物語の要所に登場する重要な場所として描かれています。

 

羊山公園

秩父市を一望できる高台にあり、春になると芝桜のじゅうたんが広がる人気観光スポット。劇中にも登場し、感動のラストシーンに彩りを添えました。

 

 

 

秩父公園橋

荒川を渡るこの橋は、物語でも重要な象徴として描かれています。自転車や徒歩で通行できる歩道橋は、巡礼者にとって外せないロケ地の一つです。

 

 

物語は、幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆、成長を描いています。

ヒロインが幽霊として主人公の前に現れるファンタジー要素もありながら、彼女は生きた人間と変わらない姿で描かれ、物語に深みを与えています。複雑化する人間関係とドラマ性が読者や観客を引きつけます。

 

 

歴史を感じる秩父のもうひとつの顔

『あの花』の舞台となった秩父は、実は歴史的にも非常に奥深い土地です。

 

秩父事件と椋神社

1884年、養蚕業の衰退による農民の困窮から始まった自由民権運動「秩父事件」。その拠点となったのが椋神社です。現地には秩父事件の資料館もあり、秩父の政治・産業史を学ぶことができます。

 

秩父市のホームページで秩父事件について詳しく記載があります。

https://www.city.chichibu.lg.jp/secure/24418/chichibujiken_pamphlet.pdf

 

 

 

龍勢祭りと伝統の継承

毎年10月に行われる「龍勢祭り」は、手作りのロケット(龍勢)を空に打ち上げる勇壮な祭り。祭りに登場する龍勢は、地域の技術と精神が込められた“生きた文化遺産”です。

高齢化に伴う後継者不足が課題となっており、若者の参加が期待されています。

 

 

龍勢祭り、龍勢が打ち上げられる

 

「なぜ秩父?」という魅力

秩父は、東京から電車で約90分とアクセス良好。それでいて、

  • 武甲山・三峯神社などの神社仏閣が多数点在

  • 地盤が安定し、災害リスクが比較的低い

  • 地元温泉やグルメ、自然など暮らしの豊かさも兼ね備える

観光だけでなく、移住・滞在にも適した“ちょうどいい田舎”として、若者や家族連れにも人気が広がっています。

 

 

羊山の芝桜

 

地域産業と観光の連携|ISILKの取り組み

秩父の魅力はアニメや観光にとどまりません。

地元企業ISILKは、秩父の自然資源を活かしたブランド展開を行っており、たとえば:

 

  • BLACKLETTERS(ブラックレターズ):秩父産クロモジなどを使った天然精油・香水ブランド

  • SHELOOK(シルック):シルク由来の天然美容プロダクト

 

これらのブランドを通じて、観光客が「香り」や「触感」で秩父の自然を体験できるような仕組みが整えられています。

 

▶︎ BLACKLETTERS製品を見る ▶︎ SHELOOK詳細へ

 
 

 

まとめ

アニメとともに、秩父を五感で感じる旅へ

『あの花』をきっかけに秩父に興味を持った方は、ぜひ実際の風景を訪れ、歴史や文化、地域産業にも触れてみてください。

観光・学び・産業がつながる秩父で、あなたにしかない“ストーリー”がきっと見つかります。

 

 

 

神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられる新しい形

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String Incense 紐お香

神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられるように。

紐に火をつけるとお香のように香りを楽しむことができる。

プレゼントのラッピング用に使用しても、どんな用途でも使用できます。

何気ない日常のものから香りを感じられる。遊びごころのある商品になります。

 

 Smoky lavender   
スモーキーラベンダー

スモーキーな包み込むような重厚感のあるラベンダーの香り

 

BL String Incense

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Midnight Ocean  
ミッドナイトオーシャン

夜の海の静けさが漂う眠りを誘う中にも清涼感のある香りで甘さも演出

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フォギーフォレスト
 
霧の中に迷い込んだ少し重たいウッディーな香り

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Spicy Agarwood 
スパイシーアガーウッド
 
沈香にコリアンダーを加えたスパイシーかつウッディーな香り

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Warm-hearted flower 
ウォームヒーテッドフラワー
 
心を落ち着かせる上品な花の香り

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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