プロがおすすめする香水ブランド4選+1|海外ニッチ香水の選び方と、国産ブランドが生まれた理由
香水選びに迷ったとき、百貨店の1階に並ぶメジャーブランドだけが選択肢ではありません。
世界には「知る人ぞ知る」香水ブランドが数多く存在し、素材・哲学・デザインへのこだわりが、香りの体験を全く別のものにします。
この記事では、香水ブランドを作る側の視点から、本当におすすめできる海外ニッチ香水4選と、日本で今注目される国産ブランドの話をします。
香水はどこで買うのがいいか
百貨店の1〜2階には大手ラグジュアリーブランドの香水が並んでいます。シャネル・ディオール・イヴサンローランなど、誰もが知る名前です。品質は確かですが、「みんなと同じ香り」になりやすい。
ニッチ香水を探すなら、セレクトショップが最短ルートです。
日本で最も充実しているのがNOSESHOP(ノーズショップ)です。海外の新進気鋭ブランドを幅広く取り扱い、香水ガチャや少量サンプル販売など、試しやすい仕組みも整っています。
おすすめ海外ニッチ香水4選
1|LE LABO(ル・ラボ)
「研究室」という名のニューヨーク発香水ブランド
LE LABOはフランス南部の香水の聖地グラースで生まれ、ニューヨークで初出店したブランドです。エスティーローダー傘下でありながら、独立した世界観を持ち続けています。ジョルジョ・アルマーニの香水事業部出身の2人が立ち上げたことで、香料の選定眼が高い。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原産 | フランス・グラース/ニューヨーク |
| 香りの傾向 | 重厚感・ウッディ・ムスク系が多い |
| 価格帯 | ¥25,000〜¥60,000前後 |
| 特徴 | 店頭でその場に調合するオーダーシステム |
香りはコンクリートジャングルを想起させる都市的な重みがあります。軽い香りより深みと持続性を求める方に向いています。箱に「GRASSE-NEWYORK」と記載があるのは、この二都市の哲学を持つブランドである証です。

2|diptyque(ディプティック)
パリ生まれ、アートと香りが融合するフランスの象徴
「ディプティック」とは2枚折りの絵屏風を意味するフランス語。1961年にパリのサンジェルマン・デ・プレで誕生したブランドで、フランスの歴史・アート・建築がデザインに色濃く反映されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原産 | フランス・パリ |
| 香りの傾向 | 複雑・文学的・季節感がある |
| 価格帯 | ¥15,000〜¥40,000前後 |
| 特徴 | 特徴的なタイポグラフィとボトルデザイン |
香りは複雑で、好みが分かれます。ただし「好き」と感じたときの没入感は他のブランドにはない深さがあります。ボトルデザインが美しく、インテリアとしても成立するのも支持される理由です。

3|Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ)
世界最古の薬局から生まれた、フィレンツェの香り
1221年にイタリア・フィレンツェのドメニコ会修道院の薬局として創業。修道士たちが薬剤・鎮痛剤・ハーブを調合していた場所が起源です。800年以上の歴史を持つ、世界で最も古いブランドのひとつ。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原産 | イタリア・フィレンツェ |
| 香りの傾向 | ハーブ・フローラル・薬草系 |
| 価格帯 | ¥10,000〜¥35,000前後 |
| 特徴 | 紙のお香・ポプリが世界的に有名 |
フィレンツェの丘で採れる草花から作られるポプリ、紙のお香は世界的に知られています。スキンケア・ヘアケア・ボディケアと幅広いラインが揃い、「香りから生活を整える」という思想が一貫しています。

4|BYREDO(バイレード)
元プロバスケ選手が作った、ストックホルム発のラグジュアリー
2006年、元プロバスケットボール選手のベン・ゴーラムが27歳でストックホルムに設立。著名調香師ピエール・ウルフとの出会いが転機となり、香水の世界へ。Off-Whiteとのコラボレーションでファッション界でも注目を集めました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 原産 | スウェーデン・ストックホルム |
| 香りの傾向 | ミニマル・北欧的・感情を呼び起こす |
| 価格帯 | ¥25,000〜¥55,000前後 |
| 特徴 | スポーツ×ラグジュアリーという異色の背景 |
香りには「記憶」と「感情」を呼び起こすコンセプトがあります。「Gypsy Water」「Bal d’Afrique」など、名前からして詩的。ベンチマークとして参照するほど、ブランドとしての一貫性が高いブランドです。

+1|BLACKLETTERS——日本で今、国産ニッチ香水が生まれた理由
上記4ブランドに共通するのは「素材の産地・哲学・ストーリーが明確である」という点です。Le LaboはGRASSE、BYREDOはStockholm、Santa Maria NovellaはFlorenze——どのブランドも「どこで・誰が・何から作ったか」を明示しています。
BLACKLETTERSは、この思想を日本・秩父で実践するブランドです。
| 比較 | 海外ニッチ香水4選 | BLACKLETTERS |
|---|---|---|
| 産地 | フランス・イタリア・スウェーデン・アメリカ | 日本・秩父 |
| 核素材 | バラ・ムスク・ウード・シトラスなど | 秩父産クロモジ(日本固有種) |
| 価格帯 | ¥15,000〜¥60,000 | ¥3,000〜 |
| 入手方法 | 百貨店・直営店・オンライン | 公式オンライン・秩父まつり会館 |
| 香りの方向性 | 都市的・重厚・複雑 | 和・透明感・植物的 |
クロモジはなぜ特別か
クロモジ(学名:Lindera umbellata)は日本固有の樹木で、リナロールを主成分とする精油を含みます。リナロールはラベンダーと同系統の鎮静・自律神経調整成分で、欧米の香水業界ではほとんど使われてきませんでした。
秩父産クロモジを使った香水は、世界のニッチ香水市場の中でも「日本にしか作れない香り」として成立します。
| 商品 | 香りの特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| KUROMOJI | ウッディ×柑橘。秩父の森の朝 8ml | ¥4,620(税込) |
| URAHA | 葉裏の青さと湿度。植物的な深み 8ml | ¥4,620(税込) |
| SORAIRO | 空気感・透明感。秩父の空 8ml | ¥4,620(税込) |
| サンプルセット | 3種を少量で試せる | ¥990(税込) |
まとめ:香水選びの軸を持つ
| ブランド | 向いている人 |
|---|---|
| LE LABO | 重厚で都市的な香りが好きな方 |
| diptyque | アートとしての香りを楽しみたい方 |
| Santa Maria Novella | ハーブ・薬草系・歴史に惹かれる方 |
| BYREDO | ミニマルで感情的な香りを求める方 |
| BLACKLETTERS | 和素材・産地透明性・日本らしさを求める方 |
香水は「何となく選ぶ」より、ブランドの哲学と自分の感性が合うかどうかで選ぶほうが、長く愛用できます。まずはサンプルや少量サイズで試すことをおすすめします。
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秩父に来たら、ぜひ立ち寄ってください。
秩父祭の歴史を伝える「秩父祭り会館」にて
BLACKLETTERSの香水を販売しています。
秩父の森から生まれた香り、
ぜひ現地で体験してみてください。
秩父祭り会館
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8
0494-23-1110
10時00分~17時00分 休館日:毎週火曜日
ACCESS
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電車をご利用の場合
西武鉄道ご利用の場合 池袋より西武秩父線利用 西武秩父駅下車 徒歩15分
秩父鉄道ご利用の場合 熊谷駅から秩父鉄道 秩父駅下車 徒歩3分
お車をご利用の場合
関越自動車道ご利用の場合 関越自動車道 花園I.C.下車 国道140号で秩父方面へ
日高・飯能方面よりお越しの場合 国道16号経由、国道299号で秩父方面へ
甲府・山梨方面よりお越しの場合 中央自動車道 勝沼I.C.より国道20号~国道411号~国道140号経由で秩父方面へ

