株式会社竹尾という紙の会社

BLACKLETTERSのプロダクトを作る際、黒文字をベースにしたフレグランスを生み出すために重要だったのが、パッケージ。基本的には商品をよく見せることが手段にはなりますが、その役目は商品を購入した瞬間にゴミになってしまいます。

あくまでブランドの思いとしては無駄なものにしたくないという思いがあったため、ムエット紙として使えるように、色々な紙の持続性を確認しながら、株式会社竹尾（Takeo）の黒気包紙を選びました。

今でさえSDGSで森林伐採や環境問題を意識するようになり、日ごろ色々なところで使われている紙もプラスチックと同じように土に還るとはいえ、木材を使うため、森林伐採をすることで荒地となり、動物が住めず、生態系の変化や二酸化炭素を酸素にできなくなることにより大気汚染を引き起こし、最終的に温暖化を加速するといった流れです。

紙ができる方法

では現状紙はどのように作られているのでしょうか？

まず紙の原料は2つあります。

①木を粉砕して作られてた木材チップ。

②古紙、新聞紙を再利用したタイプ。

①の場合はまず繊維を取り出します。→洗浄→異物を取り除く→洗浄•漂白

②の場合は古紙をほぐす。→異物を取り除く→インキ除去

その後は繊維を毛羽立たせ、繊維を均一に広げます。→水分を搾り→熱で乾かします。→下塗りをして、印刷ができるよう下地をつくります。→カラー印刷ができるように表面に化粧します。→表面をなめらかに。→さまざまな大きさにカットします。

上記のようにして紙を作っていきます。

Blacklettersパッケージ紙

竹尾（TAKEO）は色々な紙を扱っており、日本を代表する紙の商社になります。

青山には展示場があり、色々な素材や風合いを見ることができるスペースがあります。

何度か足を運びましたが、とても親身に相談に乗っていただき、今回blacklettersのパッケージが完成しました。

本当に何気なくいつも読んでいる本や雑誌に使われている紙がなんの紙なのかさえ考えることもなかったけれど、視点を変えると紙は本当に人の生活には欠かせないものである一方で、環境にも配慮していかなければいけない。

ペーパーレスの時代にはなれど、手紙や雑誌など作り手の思いが感じられるものはこれからも続いていかなければいけないと感じています。

今回は株式会社竹尾の協力のもと弊社商品を紹介して頂きました。

是非ご覧になってください。

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