黄金のヤカンと言われる奇跡の飲み物 コカコーラの謎にせまる!?
目次
コカコーラの不思議
コカコーラという飲み物は多分一番好きな飲み物の1つ。
みなさんが仕事終わりに一杯ビールをグビッとくぅ〜と言ってしまうあの感覚。
お酒が飲めない自分にはコーラがそのかわりなんです笑
コカコーラというネーミング

よく耳にしたり、赤い背景の白ロゴは特徴的で目にしたことがない人はいないと思います。
よくある質問の中にコカコーラのコカはコカインから来たんですか?という質問がありました。
回答はNOでした。ただ語呂がよかったとか、覚えやすかったからなど記載されていますが、それだけでこの名前は生まれないほど中毒性がある味が150年もの歴史を物語っていると思わざる追えません。
そのあたりも含めて色々深掘りをしたいと思います。
コカコーラの意味
コカコーラのコカ
コカまたはコカノキは、コカノキ科コカ属の常緑低木樹。南アメリカなどが原産であり、 南米の最古の栽培植物のひとつになります。
葉から成分のコカインが抽出でき、葉は、伝統的に嗜好品として嗜まれてきました。
昔の人は葉っぱを噛んで、石灰と一緒に食べることにより高山病や頭痛薬として活用されてきたようです。
地元ではコカ茶やグミとして売られています。

ちなみにコカの葉から取れるコカインの成分は全体の1パーセントだと言われているため、コカの葉=コカインという悪いイメージが結びついてしまいますが、植物が自己防衛を図るために生み出した武器がほんの少し含まれいるのが現状です。
自然が生み出す結晶が、何年も時代を経て人間の生活には欠かせないものになるのは今も昔も変わりません。
それにより、人々は病気や怪我などに打ち勝ってきました。
コカコーラのコーラ
コーラの種子はコーラ・ナッツと呼ばれ、少しずつ噛み砕いて楽しむ嗜好品として用いられています。
都市部の市場などで流通するコーラ・ナッツは、クリの実ほどの大きさで、白色から赤色をしている。アフリカでは族長や客人向けに出されることがよくある。木の実にはカフェインが多く含まれています。

この2つを足すとコカコーラとなります。
アラジンと魔法のランプ
1887年のこと、ジョージア州に住む年老いた薬剤師(医師をかねていた)ジョンペンバートンが馬車でアトランタの町へやってきました。
彼は馬車を止めると裏口から薬屋にこっそり入っていき、そして居合わせた店員と1時間以上話し合っていました。そして古びたヤカンと大きな木のパドル(かきまわし棒)をとって店員に渡しました。
店員はそのヤカンを克明に調べてからポケットから札束を取り出し、薬剤師に手渡しました。
その時のお金は1750ドル。36歳になる店員の全財産でした。
それから薬剤師はある秘密の公式を描いたメモを店員に渡しました。そのメモは多様の身代金にも匹敵するほどの価値のあるものだったが、薬剤師にとっては何の意味もありませんでした。

その店員の名前はアーサ・キャンドラー、コカコーラの創業者です。
そのとき売られていたコカコーラにはコカの葉が入っていたと言われています。
その後想像力が重なり、炭酸水が組み合わされ、いまのコカコーラになったと言われています。
炭酸水も元々は薬の一種として扱われていました。
ジョンペンバートンは当時蔓延していた中毒症状の治療薬としてワインにコカインとコーラエキス(カフェイン)を注入したフレンチ・ワイン・コカを発明したのが初でした。

1885年の禁酒法施行に伴いワインの代用品として炭酸水を使用することになったと言われています。
その後コカイン自体が非合法となったため、その成分は排除されたと言われています。
このような物語の中から想像力が作り上げたコカコーラ。
植物が生み出すパワー
和精油を扱っている弊社では、黒文字や匂いコブシなどたくさんの精油を取り扱っています。それ以外にも精油として取れるけれども、人間にとって害のあるものも世界中にたくさんあります。

コカの葉もその1つです。
コカの葉には人間に欠かすことのできないバランスのいい成分がたくさん含まれています。
ご飯を食べずとも、コカの葉を噛むだけで人間の1週間分のカロリーを摂取することができ、先住民の人々にとって生きていく上で必要なものです。
自然と隣り合わせで生きている今、だんだんと自然と一緒に生活することも時代とともに少なくなってくる中で、いかに技術が進歩しようとも、自然に勝るものはないと常々感じてしまいます。