ベルガモットは紅茶?香水?アールグレイとの違いと香りの秘密を解説
アールグレイといえば、香り高い紅茶の代表格。その香りの秘密が「ベルガモット」であることをご存じでしたか?
この記事では、「ベルガモット 紅茶 違い」という疑問を中心に、紅茶と香水の世界をつなぐベルガモットの魅力と、弊社ブランドBLACKLETTERSでの活用例までわかりやすく解説します。
ベルガモットとは?紅茶と香水をつなぐ果実
ベルガモットとは、ミカン科ミカン属の柑橘類で、主にイタリア南部のカラブリア地方で栽培されます。見た目はレモンや柚子に似ていますが、果実は非常に苦く、生食には適しません。
この果実から抽出される精油(エッセンシャルオイル)が、アールグレイの香りづけや香水のトップノートとして活躍しているのです。
✅ 食用ではなく“香り専用の果実”という点が最大の特徴です。
ベルガモット精油の基本情報
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学名:Citrus bergamia
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主成分:リモネン、リナロール、酢酸リナリル、ベルガプテン
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抽出方法:果皮の冷却圧搾法
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香りの特徴:柑橘系の爽やかさに加えて、ややフローラルで甘みを感じる柔らかい香り
ベルガモット精油は、香水やアロマオイルの原料として広く使われ、リラックス効果や抗菌・消臭作用など多機能な効果を持つことで知られています。
紅茶のアールグレイとベルガモットの関係
アールグレイは「茶葉の種類」ではなく、ベルガモットの香りを加えた“フレーバーティー”です。
イギリスの第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイにちなんで名付けられたとされ、19世紀初頭に中国から贈られた香り付きの紅茶に感動し、それを再現しようとしたのが始まりとも言われています。
具体的には、以下のように作られます:
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セイロンやダージリンなどの紅茶の茶葉
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ベルガモットの精油(または香料)
この2つをブレンドして作られたのがアールグレイで、ベルガモットの爽やかでフローラルな香りがアールグレイの個性を決定づけているのです。
ベルガモットの香りは、紅茶の渋みをやわらげ、華やかさと深みを与える働きを持っており、飲む人の心をリラックスさせる効果も期待されています。
🍊 ベルガモットの香りがアールグレイの印象を決定づけているのです。
精油としてのベルガモット:香水のトップノートに
香水の世界でも、ベルガモットは「トップノート(最初に香る成分)」として高く評価されています。特に酸味と甘さのバランスが絶妙で、男女問わず好まれる香りです。
ベルガモット精油の主な効果
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リラックス・ストレス緩和
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抗菌・抗ウイルス作用
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空気清浄や消臭
⚠️ 注意:光毒性があるため、肌に直接つける際は使用方法に注意が必要です。
BLACKLETTERSの香水にもベルガモットを採用
弊社が展開する国産フレグランスブランドBLACKLETTERSでは、秩父産のクロモジ精油をベースに、トップノートにベルガモットを採用した香水**「URAHA」**を展開しています。
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トップノート:ベルガモット・レモン
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ミドルノート:クロモジ・ジャスミン
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ラストノート:ホワイトムスク
爽やかな立ち上がりと、落ち着いた余韻が特徴の一本です。
ベルガモットは食べられる?
一般的にベルガモットの果実自体は苦みが強く、美味しくはありません。皮には強い香りと殺菌成分があり、防虫効果や精油の抽出に利用されています。
一方、ベルガモットの実には
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コレステロール値や血圧を下げる効果
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肝機能の向上作用
があるとされ、サプリメント原料としての研究も進んでいます。
まとめ:ベルガモットの香りがつなぐ紅茶と香水の世界
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ベルガモットは香りづけ専用の柑橘で、紅茶(アールグレイ)や香水に幅広く活用されている
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食べられるが苦いため、食用には不向き
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精油としてはリラックス・抗菌・消臭など多機能な効果があり、香水でも人気
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BLACKLETTERS「URAHA」ではベルガモットをトップノートに使用し、自然で洗練された香りを表現
「紅茶として香りを楽しむ」「香水として身にまとう」——ベルガモットは、私たちの暮らしの中にさまざまな形で香りを届けてくれます。
ぜひ、あなたの日常にもベルガモットの香りを取り入れてみませんか?
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