秩父を舞台にした漫画が実写化「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
あの花の名前を私は知らない
目次
秩父を舞台にした漫画、そして実写化。
私自身もきちんと勉強したわけではなく、たまたま秩父の風景がたくさん出てくる漫画がすごく人気で若い人たちがたくさん秩父に来ているという話を聞いたのは2015年くらいでした。
その漫画を実写化をして村上虹郎さんと松井愛莉さんが主演を務めた映画はと秩父を客観的に見ることがすごく新鮮でした。 虹郎さんのお父さんが有名モデルの村上淳さんで奥さんが歌手のUAさん。七光りだけどすごくオーラがあって。すごくいい映画でした。
もともと秩父市自体を観光の街にするための施策として街をあげて2010年くらいから色々と動いていたみたいです。
そういった面ではすごく尊敬できるし素晴らしいプロジェクトだと思います。
実際お客様がたくさん秩父に来て、こうして需要が秩父に生まれたことは事実ですからね。
STORY
ストーリーは幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており、物語の展開に従って複雑化していく人間関係なども描かれる。 死んだはずの幼馴染であるヒロインが幽霊として主人公の前に現れるというファンタジー的な題材が用いられてはいるが、作中では彼女をアニメ的な幽霊のように描写することは避けられており、生きた人間と変わらず振る舞う姿を描写しながらも、その姿が鏡に映らなかったり、主人公以外の人物たちにその姿が見えていないことを示すことで、彼女が霊的な存在であることを描写している。
映画に使われた舞台
主な舞台は秩父郡吉田町という秩父市から車で30分くらいの椋神社。
歴史に詳しい方なら秩父事件を覚えてらっしゃるでしょうか?日本で初めて自由民権運動が行われた場所。
農民一揆をするためこの椋神社が舞台になった有名な事件です。
秩父事件
このお祭りのもとは椋神社。 この神社ほんとにすごいんです。 三峯神社と一緒で大和タケルのミコトが建てたと言われています。
昔、秩父は人口の9割が養蚕農家または機織りで生計を立てていました。しかし、一般的に年貢は米などがメインでしたが、秩父は米もあまり取れず年貢が収められない代わりに繭をお金に変えて税金を納めていました。
しかし、そこには高利貸がいてそこからみんな借金をして生計を立てていましたが、繭の生産が機械化されることで価格が暴落して日本では初めての自由民権運動が起こった秩父事件の舞台として注目を浴びた場所です。
その時に事件の指揮をとった田代総長は同級生の曾おじいちゃんであり、 歴史に名を残した人の先祖が身近いることに違和感すら覚えました。
秩父事件の発端が秩父の産業になっていた繭だと言われています。
群馬には世界遺産登録された富岡製糸工場が有名ですね。量産化をはじめて手がけた建物です。
埼玉県にも熊谷に製糸工場があり、今は博物館になっています。
富岡製糸工場の所有者は片倉工業。むかしから繭に密接に関わってきた企業です。COCOONCITYという商業施設がさいたま新都心駅埼玉スーパーアリーナの反対側にありますが、COCOONとは繭のことです。ここは片倉工業が不動産事業として展開しています。
ということで片倉工業が繭と密接な関係があったことイコール 埼玉県は繭が盛んだったことはこの企業が立証してくれています。
吉田町に伝わるお祭り”龍勢”
話を戻します。
ここは年に一度10月に龍勢というお祭りがあります。打ち上げたロケットが龍のように見えたことから龍勢と呼ばれるようになったという説があるようです。 龍勢は全て手作り。一年前からみんなが思考を凝らしてお祭りに向けてロケットを製作されています。ねぶたの屋台みたいですね。
職人さんも年々高齢化しているそうで、お祭り自体の存続が危ぶまれてしまっているのも現状です。
若者が秩父に止まらず、仕事がないために外に出て行ってしまう。これは地方ではどこでも起こっている現象です。
今回のコロナの影響でリモートワークが主流になりつつある中で、こういった伝統をまもりつつ若い人たちが秩父に留まり、興味を持ち後世に残していくこと。これが今後の課題でもあり光でもあります。
巡礼スポット
映画や漫画で必ず登場していた有名スポットが3つあります。
1.椋神社 (龍勢)
先ほど上記でも秩父事件の話は簡単に触れましたが、漫画や映画で龍勢祭りが多く出てきていた印象があります。
2.秩父公園橋
こちらはちょうど秩父から荒川を渡って吉田に向かう際に通る橋になります。ここには車が通る橋以外に遊歩道で自転車や歩行者が通れる橋があります。
そこを主人公の女の子が橋の柵の上を歩くシーンがあるのですがそれを真似て落ちてしまった方もいらっしゃったみたいです。そこはもともと自殺の名所でもあった場所です。
3.羊山公園
秩父には秩父を見渡せる場所がいくつかあります。そのうちの1つになります。
羊山公園は羊がたくさんいたことから名付けられましたが、今は5匹程度でしょうか?4月から5月にかけて秩父で盛り上がりを見せている芝桜の季節になるとたくさんの観光客の方が秩父を訪れます。
その場所こそが羊山公園です。
秩父は現在観光に力を入れてここ15年くらいやってきています。
いまではテレビに取り上げられ、連日このコロナ禍でもたくさんの方が遊びに来られています。
秩父に来てくれた方が、また今度も来たいと思っていただけるような体験や施設など、かっこいいものを弊社も微力ですが少しずつ整えていければと思っております。
弊社が会社を立ち上げたのも秩父銘仙や養蚕農家の減少を肌で感じ、この伝統や技術を後世に残すためにはどうすべきかと考えたのがきっかけでした。
何かの形でシルクを通して沢山の人に知ってもらえる努力をしないとと改めて思わせてもらった作品です。
神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられる新しい形
BL String incense
商品紹介
String Incense 紐お香
神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられるように。
紐に火をつけるとお香のように香りを楽しむことができる。
プレゼントのラッピング用に使用しても、どんな用途でも使用できます。
何気ない日常のものから香りを感じられる。遊びごころのある商品になります。
Smoky lavender
スモーキーラベンダー
スモーキーな包み込むような重厚感のあるラベンダーの香り
BL String Incense <Spicy Agarwood>
商品紹介
BL String Incense <Warm-hearted flower>
商品紹介
次の記事へ