シルクはどこから生まれるのか?シルクは何からできるの?

目次
繭に関する基礎知識
シルクという糸についてはみなさん聞いたことがたくさんあると思いますが、今はシルクがどこから作られていることはなかなか知らない方も増えてきたと感じています。
天然繊維といえば、まずは綿は綿花から綿を取りそこから糸を作る。いわば植物から糸を作る。麻は草から糸を作る。
そしてウールは動物の毛から取れ、シルクは繭(蚕)昆虫から糸をとる。
その中でも昆虫から取れる糸はシルクのみです。蜘蛛の糸は現在色々な形で開発が進んでおり、Northfaceが商品化した商品もあります。
ではシルクはどのようなものなのか?どういうふうに作られるのか?みていきたいと思います。
蚕品種とは
蚕品種(さんひんしゅ)とは繭の品種のことです。人間の手により改良が加えられ、交配飼育されている蚕を家蚕(かさん)と呼び、それと対照的にいわゆる野生の蚕のことを野蚕(やさん)と呼んでいます。野蚕は自然に育てられるため紫外線に対する吸収力など色々な点で家蚕よりも機能等が良くなります。
ここでいう蚕品種は長い年月にわたる人間の改良交配の操作によって作られた蚕の種類であり、現在保存されている蚕品種の数は約500種と云われております。
蚕品種によって原産地、眠性、化性、飼育期は様々です。昔は野蚕は色が黄色がかっていたため染めると色が綺麗にのらないため白繭が開発されたと云われています。
繭には原産地があります。
原産地:日本種・中国種・欧州種
眠性:三眠蚕・四眠蚕・五眠蚕
養蚕の飼育期
5月〜6月飼育→春蚕
7月〜8月飼育→夏蚕、秋蚕
9月〜10月飼育→晩秋蚕
11月飼育→ 晩々秋蚕
繭の形状
繭には形状があり、蚕品種により違いますが、形としては俵形・球形・卵型等を上げることができます。
日本種・・・中央がくびれており、米俵形を呈しています。
中国種・・・卵型または球形ないし楕円形で中央にくびれがありません。
欧州種・・・長楕円形で日本種に似ています。
繭の大きさ
繭の大きさも、蚕品種によって多少異なります。欧州種の繭は中国種より大形で、中国種は日本種より大形なのが一般的です。その大きさを示すには1.8リットル枡に入る繭粒数であらわす場合と繭事態の縦横寸法で示す場合の2通りがあります。
繭の色
繭には大体3種類の色があります。代表的なものは白色、黄色、笹色、その他藤色とうありますが、品種によって微妙に色が違います。白繭、黄繭、笹繭と云われますが、いずれも長所と短所を有し、一概に良し悪しを論ずるわけには参りませんが、最近、有色繭の特質に関しての研究が進みいろいろなことが解明されてきました。
つづく
神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられる新しい形
BL String incense
商品紹介
String Incense 紐お香
神聖なる香り、お香。そんなお香を身近に感じられるように。
紐に火をつけるとお香のように香りを楽しむことができる。
プレゼントのラッピング用に使用しても、どんな用途でも使用できます。
何気ない日常のものから香りを感じられる。遊びごころのある商品になります。
Smoky lavender
スモーキーラベンダー
スモーキーな包み込むような重厚感のあるラベンダーの香り
BL String Incense <Spicy Agarwood>
商品紹介
BL String Incense <Warm-hearted flower>