秩父発クロモジを使用したクラフトコーラ 清涼飲料水製造許可とは?
クラフトコーラブーム
空前のクラフトコーラブーム。都内では元祖ともコーラや伊良コーラなど全国にたくさんのクラフトコーラが展開されており、このブームはコロナ前の2018年くらいから始まりました。
そんなクラフトコーラのポイントは使用している素材が全て天然。
添加物など一切使用していないから体にいい。そこが人気の秘訣になるのかも。
特にスパイシーのカレーに使われる香辛料が入っているため、自ずとコーラもスパイシーになります。
クラフトコーラといえばスパイシーさを売りにしているところがたくさんありますが、弊社はそのなかでもより現代のコーラにより近づけるためのコーラを提供できればと思っています。
清涼飲料水製造許可証とは
さて弊社は秩父のめぐみを使ったプロダクトを展開しています。これからクロモジを使ったクラフトコーラを展開していくため色々と準備を進めています。
カフェや喫茶店では作ったものをその場で提供することはできますが、瓶詰めした物を自動販売機や他のお店で売る場合は清涼飲料水製造許可を取得するか、OEMで許可を持っている会社に作ってもらうかどちらかになります。
では少し清涼飲料水製造許可証について触れてみたいと思います。
清涼飲料水製造許可証を取るためには、充填機やシール付け機械など、製造するための設備投資が必要になります。
この許可を取るためには、都道府県知事が定めた製造施設、製造設備などの基準に適合しなければならず、製造場所の所在地を管轄する保健所で基準等の確認が必要となります。
【清涼飲料水製造業の定義】
① ジュース、コーヒー、ミネラルウォーター等清涼飲料水を製造する営業をいいます。
② ジューススタンドのように自家製のジュース等をコップ等に注いでお客様に対面販売する業態は喫茶店営業の範疇ですが、ジューススタンドでペットボトル等の容器包装に充てん・密栓する行為は清涼飲料水製造業に該当します。
【清涼飲料水製造業の業種別基準】
① 施設には、原材料保管庫、冷蔵庫、製造室、製品保管庫及び器具取扱室を設け、調合を行う場合には、調合室を設けなければいけません。
② 製造室には、器具及び容器包装の殺菌設備を設けること。ただし、未使用の容器包装であって、殺菌され、又は殺菌効果を有する方法で製造され、使用されるまでに汚染されないように取り扱われたものを使用する場合は、この限りではありません。
③ 清涼飲料水を容器包装に充てんし密栓又は密封した後殺菌する場合は、製造室に殺菌機を、殺菌した清涼飲料水を自動的に容器包装に充てんする場合は、製造室に自動充てん機及び自記温度計を付けた殺菌機器又は除菌用ろ過機を設けること。
ただし、容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で1㎏/㎠以上であって、かつ、植物又は動物の組織成分を含有しないものにあっては、この限りではありません。
④ 紙栓により打栓する場合には、製造室に打栓機械を設けること。
⑤ 冷凍果実飲料を製造する場合には、製造室に自動充てん機及び自動密封機を設けること。
⑥ コップ販売式自動販売機に収める清涼飲料水を12時間以上保存する場合には、製造室に冷蔵設備又は温蔵設備を設けること。
上記を満たして初めて清涼飲料水が作れるようになります。かなりハードルは高く、1億くらいはくだらないくらい設備投資が必要になります。
ただこれも規模にもよって変わってくるため、ジンの蒸留所も同じですが、今から投資をして回収するまでに果てしなく時間がかかる可能性があるため足踏みせざるを得ない状況です。
秩父のめぐみをベースに展開したい弊社にとっては清涼飲料水製造メーカーが秩父にあることはすごく嬉しく思います。
下記は厚生労働省で記載されている情報です。https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000360783.pdf
秩父の清涼飲料水メーカー
戸田乳業
秩父で清涼飲料水製造許可証を持っている会社は小鹿野にある戸田乳業さん。給食の牛乳は戸田乳業さん!くらい秩父では有名です。リキュール酒も製造しています。
秩父の色々な企業さんとタイアップしたクラフト系飲み物はインパクトありです。
ときがわブルワリー
もう1つが秩父からは少し離れていますが、秩父から山を1つ越えれば40分ほどで行ける場所にある『ときがわ町』そんな山奥にあるときがわブルワリーさん。
ブルワリーとは醸造所のこと。 ビールや醤油、味噌、ワインなどを醸造(発酵作用を利用してアルコールなどを製造すること)する場所を指します。
でも清涼飲料水製造元ですよね?
最初はビールの醸造所を作るはずでしたが、ときがわで小麦が取れるわけではないため、ときがわ町のとなりの毛呂山町で取れるゆずを使った飲料水を展開するようになったそうです。
毛呂山町産の桂木ゆず
埼玉県毛呂山町産の柚子は桂木ゆずと呼ばれています。 この地域の柚子は、他産地の約4倍の香りで強烈な個性を持っているそうです。
桂木ゆずは日本最古の栽培柚子として知られ、香りの質・強さ・味の良さから世界最高品質と評価されています。
ちなみに秩父はカボスが有名です。ブルワリーさんのクラフトコーラを試飲させて頂きましたが、すごく美味しかったです。
弊社が理想としている今のコーラに近い味になります。きちんと自然の香辛料と果汁を見事なバランスで表現していると感じました。元々理工学部だった小堀代表は一人でタンクや設備を組立てブルワリーを作ったそうです。
中はこのクラフトブームで見せてもらえませんでしたが、かなり奥地にあって自然がたくさんな場所でした!今のプロジェクトが進んでくれたらカフェでクラフトコーラを提供できる日が近い気がします。
是非楽しみにしていてください。
フレグランス除菌スプレー
秩父のめぐみを使ったプロダクト。
香りとともに日常を非日常に。
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