秩父のお酒たちとクラフトジンという選択肢は果たして?
目次
秩父のお酒ブランドが多い理由
秩父はお酒で有名なブランドがたくさんあります。
なぜ秩父がお酒が盛んなのか?
諸説はありますが、
1つは秩父の地形上寒暖差が激しいことが、発酵や保存にすごくいい影響を与えること。
2つ目が水が綺麗で美味しい事。秩父は山々に囲まれており、何千年も前の地層からなった特殊なちけいのため、隆起した石灰層が武甲山を生み出し、多くのカルシウムが含まれた豊かな源泉が多く存在していること。
埼玉県の国土の3分の1は森林で、その3分の1は秩父市、秩父郡が中心です。そんな森林が多く育まれている場所だからこそより綺麗な水を生み出すことができるのかもしれません。
平成の名水百選にも選ばれている、武甲山伏流水、毘沙門水などが有名です。
お酒の街秩父
秩父にはたくさんのお酒メーカーが存在します。
秩父を代表する2代酒造メーカー矢尾本店と武甲酒造は260年の歴史があり、ワインやウイスキー、焼酎などが盛んで、今では世界で有名なベンチャーウイスキーのイチローズモルトや世界最古の蜂蜜酒などメディアに取り上げられることでより秩父のお酒の美味しさをアピールしてもらえる土俵となっています。
では10つの会社を下記になります。
・矢尾本店・・・・秩父錦(日本酒)
・武甲酒造・・・・大吟醸(日本酒)
・ベンチャーウイスキー・・・・イチローズモルト(ウイスキー)
・秩父ワイン・・・・源作印ワイン(ワイン)
・秩父ファーマーズファクトリー・・・・兎田ワイナリー(ワイン)
・秩父麦酒醸造所・・・・秩父ビール(ビール)
・藤﨑摠兵衛商店・・・・さけ武蔵(日本酒)
・タイセー秩父菊水酒造所・・・・秩父小次郎(日本酒)いも焼酎(焼酎)
・戸田乳業・・・・秩父のお福分け(リキュール)
・ディアレットフィールド醸造所・・・・秩父百花(蜂蜜酒)
その中で1つだけ存在しないのはジンです。
2018年ごろからクラフトジンブームが沸々と湧き上がって来ている日本では、スピリッツやボタニカルに独自の日本らしさを加えたオリジナリティのあるクラフトジンが世界のお酒好きの間でも人気になるほどになっています。
そんなジンというお酒に注目していきたいと思います。
ではジンとは何かを説明していきます。
ジンとは?
ジンというお酒は、ウォッカ、テキーラ、ラムと並んで、世界4大スピリッツに数えられるお酒です。
かなりアルコール濃度が高いお酒に分類されます。
ウォッカと聞くとレモンを絞り、手に塩をつけて一気に呑むもので、味わって飲むではないですよね。
ジンを語る上で必要なのがスピリッツです。
スピリッツとはなにか?
「スピリッツ」とは、醸造酒からアルコール分を蒸溜して造られる蒸溜酒のことで、その製法ゆえに醸造酒よりもアルコール度数が高くなります。
なお、ウイスキーや焼酎もスピリッツですが、ウイスキーはその生産量の多さから独立したジャンルと見なされ、焼酎は日本国内での流通が主流なことから、「スピリッツ」とは数えられないようです。
ジンをはじめとした4大スピリッツは、いずれもクリアで雑味の少ない味わいから、カクテルのベースとして人気ですが、なかでもジンは個性の幅広さが際立っています。
ジンとは、ベースとなるグレーン・スピリッツを使用します。
大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料を発酵したものを蒸留して作るお酒を使います。
最近ではライススピリッツを使用するメーカーもあります。ライスだけにお米から作るアルコール度数が高いものになります。
その前段階のスピリッツをねずの実(ジュニパー・ベリー)をはじめとした香草・薬草類を加え、再蒸溜して造られるお酒をジンといいます。
香草・薬草類は「ボタニカル」と呼ばれますが、その種類は非常に幅広く、世界中のさまざまなメーカーが、それぞれ独自の香りや風味を持ったジンを提供しているのです。
ジュニパーベリーとは?
ではねずの実と言われるジュニパーベリーとは?
ジンを作る際、香り付けに重要なボタニカルの1つがジュニパーベリーです。ジンの起源はオランダが最初と言われています。
ジュニパーベリーには様々な効能があり、血糖値を下げたり利尿作用があると言われています。
ハーブティーにすると消化不良の改善も期待できるとされており、お酒が飲めない方でもジュニパーベリーの効能を実感することも可能で、薬酒として使われていました。
この薬効酒がジンの起源とされる説も一般的です。さらに、ジュニパーベリーはフランス語でジュニエーヴルgenièvreと呼ばれており、ジンの名前の由来にもなったとも言われています。
ボタニカルの存在と香料との関係
これまでジンについて語ってきましたが、お酒の中で唯一香りに特化したお酒ということ。
これはすごく興味深い見解でもあります。
弊社は香りを扱っていますが、世界中のジンで使用されているボタニカルは基本精油にできるものが多く存在することに
お酒というジャンルであれ、すごく親近感を覚えます。
原料としては、香水もアルコールを使用していますし飲めるか飲めないかの違いだけで特に違いはありません。
弊社で使用している黒文字もボタニカルの中心的存在になります。
フレグランスの香りとお酒の香りをミックスさせたジン。そんな可能性に興味津々です。
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