秩父まちづくりと香りの未来

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自然と伝統の交差点・秩父で生まれる新しい観光のかたち

 

秩父は、豊かな自然と歴史、そしてものづくり文化が共存する特別な土地です。観光地としても人気が高まりつつあるなかで、地域の魅力を最大限に活かした「分散型ホテル」や「古民家再生プロジェクト」が全国的に注目されています。

 

この流れは、観光の枠を超え、まちづくり・産業再生・地域ブランド創出へと広がりつつあります。秩父という土地の力を信じ、私たちISILKも香りとスキンケアというアプローチで、地域と未来をつなぐ挑戦を続けています。

 

 

分散型ホテルと古民家再生プロジェクト

全国各地で進む「分散型ホテル」構想。歴史ある古民家を活用し、地域の魅力を再発見するこの取り組みは、観光と地域経済の再生を両立させる新たなモデルとして注目されています。

 

秩父でも同様のプロジェクトが進行中です。秩父観光おもてなし観光公社と西武鉄道が連携し、エリア全体を宿泊と体験の場にする分散型ホテル構想が本格化。これは秩父という地域の魅力を最大限に引き出す、大きな可能性を秘めたプロジェクトです。

 

▶︎ 日経BP記事リンク

 

ISILKの役割と地域への貢献

私たちISILKも秩父のまちづくりの一端を担う存在として、香りやスキンケアを通じた地域資源の活用に挑んでいます。

 

 

たとえば、フレグランスブランド「BLACKLETTERS」では、秩父の黒文字や廃棄されるイチローズモルトのウイスキー樽を再利用した香りづくりに取り組んでいます。また、矢尾本店とコラボしたアルコール77%フレグランススプレーや、兎田ワイナリーのブドウ種子から抽出したグレープシードオイルも開発中です。

 

 

これらは単なる香りの商品ではなく、「秩父の自然・歴史・文化の物語を届けるプロダクト」として展開しています。

 

▶︎ BLACKLETTERS公式ショップを見る

 

 

 

SHELOOKの再始動とシルクの可能性

もう一つのブランド「SHELOOK」では、秩父で採れる彩繭(いろまゆ)を活かしたスキンケア製品を開発。かつてニューヨークでも発表された実績があります。

 

 

一時は薬事法の課題や製造面の問題により展開が停滞しましたが、2025年より本格的に再始動。化粧水やクリームといったオーガニック処方によるスキンケアラインの構築を目指しています。

 

 

この「彩繭」と「発酵」の力を活かした新しいスキンケア製品は、分散型ホテルのアメニティや旅先でのセルフケア体験との相性も抜群です。

 

▶︎ SHELOOKの詳細はこちら

 

 

ホテル構想とまちづくりの未来

過去には、秩父神社近くの土地にシルク専用ルームを設けた「シルクホテル」の構想もありました。シルクの寝具、彩繭を使ったアメニティ、スキンケアセットなどを揃えた特別な宿泊体験は、観光と美容・癒しを融合させる試みでした。

 

 

実現には至りませんでしたが、こうした構想は今後の秩父観光にとってもヒントになるはずです。実際に秩父夜祭をはじめとした観光イベントと連携する形で、まち全体を「体験型の滞在空間」として整えていく可能性はまだまだあります。

 

 

観光スタイルの変化と秩父の可能性

コロナ禍以降、都市型ホテルではなくキャンプやグランピングなど「自然と触れ合う旅」が人気を集めています。秩父も例外ではなく、キャンプ場や自然体験型施設への注目が高まっています。

 

 

ホテル不足が課題とされる一方、古民家を活かした分散型施設やキャンプ併設型宿泊施設など、空間と自然資源を組み合わせることで新たな観光の形が生まれる可能性があります。

 

 

 

秩父ブランドと香り・スキンケアの融合

秩父の自然資源を活かした商品は、観光の中で「記憶に残る体験」を生み出します。

  • 香りで秩父を持ち帰る:BLACKLETTERSのリードディフューザーや香水

  • 肌で秩父を感じる:SHELOOKのスキンケアライン

  • 宿泊と連携したアメニティ体験:彩繭スキンケアや黒文字の香りをホテルで

 

秩父夜祭のまつり会館や道の駅でも、ISILKの商品を展開中です。ぜひ現地でも香りを体感してください。

▶︎ ISILK公式サイト

 

地域とともに成長し、秩父から世界へ。

私たちは、香り・シルク・発酵といった秩父の資源を活かしながら、まちづくりに貢献できるブランドであり続けたいと考えています。

秩父に来た際は、ぜひ香りや肌でこのまちの魅力を感じてください。

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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