【癒しの灯り】キャンドルと和ろうそくの違いとは?素材・香り・使い方を徹底解説

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はじめに:キャンドル人気の理由

 

自宅で過ごす時間が増えた今、キャンドルは「癒し」と「香りの演出」の両方を叶えるアイテムとして注目を集めています。ですが、実は「キャンドル」と「和ろうそく」には、素材や香り、環境への配慮などさまざまな違いがあります。

 

本記事では、それぞれの特徴や魅力、さらに最近話題の火を使わないキャンドルスタイルや、秩父発のナチュラルキャンドル開発についてもご紹介します。

 

 

 
 

キャンドルと和ろうそくの違い

 

項目 キャンドル 和ろうそく
原料 パラフィン(石油系) 木蝋(植物系)
製法 機械による大量生産 職人による手作業の伝統技術
綿糸 い草の髄(太くて安定)
燃焼時の香り 石油臭が出ることも 自然な香り、煙が少ない
環境配慮 石油由来のため注意が必要 自然素材でサステナブル

 

和ろうそくは、力強い炎と美しい揺らぎが特徴で、神社仏閣や茶道の場でも使われる、風情ある灯りです。また、1本ずつ丁寧に仕上げられるため、贈り物としても人気があります。

 

 

パラフィンキャンドルとは?

現代のキャンドルで最も一般的なのが「パラフィンワックス」を使ったもの。石油由来ながら、コストが低く、香料や色を加えやすいことから市販品の多くに使われています。

 

融点による違い

 

パラフィンキャンドルは融点(溶ける温度)により、次のような特徴があります:

 

  • 高融点:ツヤがあり、燃焼時間が長くなるが透明度は低下

  • 低融点:柔らかく透明感は出やすいが、夏場は溶けやすい

 

融点が高いものは「仕上げ用」として使われ、ディッピング(高温ロウに浸す技法)で表面のツヤを出す加工も可能です。

 

また、融点が変わることで「プール幅(ロウが溶けて溜まる部分の広さ)」も異なり、香りの広がりや燃焼の美しさに影響します。

 

 
 
 

蜜蝋キャンドルの魅力

蜜蝋(ビーズワックス)は、ミツバチが巣を作る際に分泌する天然素材。

  • 高い保湿力とやさしい香り

  • アレルギーが起こりにくく、ナチュラル志向に最適

  • 融点62〜64℃とやや高め

 

古代エジプト時代から使用されてきたと言われる蜜蝋は、自然との共生を感じられる優しい素材。燃焼中のススも少なく、空気を浄化する効果も期待されています。

 

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火を使わないキャンドル体験「ウォームキャンドル」

近年人気を集めているのが、火を使わずにランプの熱で香りを楽しむスタイル:

 

  • 小さなお子様やペットがいても安心

  • ろうの溶ける温度で香りがゆっくり拡散

  • 融点が低いパラフィン系が相性良好

 

見た目はインテリアライトのようでありながら、やさしく香りを放つ新しいスタイルとして、ナチュラル志向の方からも支持を集めています。

 
 
 
 

【開発中】BLACKLETTERSのナチュラルキャンドル

秩父発の自然派ブランド「BLACKLETTERS」では、クロモジ精油を贅沢に配合したナチュラルキャンドルの開発が進行中です。

 

  • クロモジの爽やかな香りで森林浴気分

  • 合成香料を使わず、自然素材のみを使用

  • シルクや地域産原料との掛け合わせで、今までにない癒しの灯りを目指しています

 

キャンドルという形で「香りと自然の循環」を可視化した、新しいリラクゼーションアイテムを目指しています。

▶ BLACKLETTERSの最新情報を見る:https://blackletters.jp

 

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素材選びで変わるキャンドルの体験

キャンドルは、単なる香りや灯りだけでなく、素材によって肌への刺激・香りの立ち方・燃え方まで変わってきます。例えば:

 

  • 敏感肌の人は天然成分の蜜蝋やソイワックスを選ぶと安心

  • 香りをしっかり楽しみたい場合は、融点の低い素材が◎

  • 長時間灯したいなら高融点のワックスを選ぶのがポイント

 

素材を知ることで、自分に合った「キャンドル時間」をより深く楽しむことができます。

 

 

まとめ:自分らしい灯りの時間を

キャンドルは、照明としてだけでなく、香りと雰囲気を演出する癒しのアイテムです。

 

素材や製法を知ることで、より自分のライフスタイルに合ったキャンドルを選ぶことができます。ぜひ、自然な香りと灯りに包まれるひとときを楽しんでみてください。

 

▶ シルクと香りの癒しを融合させたスキンケア「SHELOOK」もぜひチェック:https://isilk.jp

 

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この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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