クラフトコーラが簡単に作れるレシピ公開

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クラフトコーラとは

以前コーラについての記事を書きましたが、もうすこし深掘りしたいと思います。

 

コカコーラが生まれたストーリーについては色々なところで諸説があり、いまだにコカコーラのレシピは公開されていません。それぐらい貴重であると言われています。経営者でさえも知らないと言われている秘密のレシピ。

 

現在ではその天然原料も原価を抑えるため、主成分はある程度安価なものに変わっていると推測されます。

 

そんな黄金のやかんコカコーラ社が今では世界の清涼飲料水メーカーの3割を占めています。

 

1位はコカコーラ2位はペプシコーラ 全体の6割をコーラをベースとした企業が占めています。これを紐解くといかにコカコーラが世界中の人たちに愛されているか、コーラのグラフィックがいかに人々の目に記憶に焼きついているかがわかると思います。

 

 

コカコーラが生まれた炭酸水という選択肢

当初はコカコーラはワインがベースに使用されたと言われており、ワインの禁酒条例が発令されたため、その代用品として炭酸飲料水が使用されたのがたまたま今のコーラを作ったとも言われています。

 

しかし他の諸説ではソーダファウンテン(アメリカのファストフード店、レストランの名称)で飲み物として販売が始まり、通常ならば水で割って出す飲み物を、うっかり水と炭酸水をまちがって使ってしまったところ、これが大好評だったとも伝えられています。

 

コカコーラのレシピ

今までコカコーラの作り方は門外不出とされてきており、だれにも知られていなかったと言われています。

 

商品を提供するにあたり、工場の管理や衛生管理の観点から言うと絶対に知り得る情報だとは思いますがいまだにレシピは極秘とされてきたようです。

 

しかしある時100年前のコカコーラのレシピが公開されました。

そのレシピはどのタイミングのものだったかは定かではありませんが、薬剤師であったジョン・ペンバートンがエンサGキャンドラーに売った当時のレシピといわれています。

 

リストの中身

下記がそのリストの中身になります。

  • 米国薬局方コカ流エキス 3ドラム
  • クエン酸 3オンス
  • カフェイン 1オンス
  • 砂糖 30(単位は不明瞭だが、おそらくポンド)
  • 水 2.5ガロン
  • ライムジュース 2パイント(1クォート)
  • バニラ 1オンス
  • キャラメル
  • カラメル 1.5オンス(より着色するにはそれ以上)
  •  

 

 

秘密の香料7X

下記7Xが特に重要とされてきました。

7X 香料(5ガロンのシロップに対し、2オンス混ぜる)

  • アルコール 8オンス
  • オレンジオイル 20滴
  • レモンオイル 30滴
  • ナツメグオイル 10滴
  • コリアンダー 5滴
  • ネロリ 10滴
  • シナモン 10滴
  •  

上記にある単位はこちらに記載しておきます。参考程度に見てください。

1ガロンは3.785リットル、つまり約4リットル
1オンスは約28.35グラム、つまり約30g

アメリカでは1パイント=「473mL」、イギリスでは1パイント=「568mL」

1ドラム=1/16オンス≒1.77185g。

 

日本のクラフトコーラブーム

上記のレシピを使用してコーラを作ったけれども、まずくてもっと美味しいものが作れないかと誕生したのが伊良コーラになります。クラフトコーラでも一番売れているブランドです。

 

今では日本全国にたくさんのクラフトコーラのブランドが存在します。皆ブランドコンセプトがあり独自の素材でコーラを表現していてとても魅力的な市場になっていると思います。

 

ただ普通のコカコーラを好きな人からするとかなりクセのあるものであることは間違いありません。

話は脱線しましたが、コーラが好きな私も早速作ってみました。

 

クラフトコーラを作ってみた。

上記レシピではありませんが、簡単なレシピで作成してみました。

 

材料(コーラシロップ約500ml/コーラ約10杯分)

  • 水…400ml
  • 三温糖…400g ※上白糖でも可(透明に近い薄い色味になる)
  • クローブ(ホール)…40粒(約4g)※ホール…挽いていない状態
  • カルダモン(ホール)…20粒(約3g)
  • シナモンスティック…3本 ※なければシナモンパウダー小さじ1を工程4で加える
  • バニラビーンズ…1/2本(7~8cm) ※なければバニラエッセンス5~6滴を工程4で加える
  • レモン(ノンワックスのもの)…2個

 

上記で作ってみた感想ですが、市販のものの方が断然おいしい。それは仕方がないことですが、かなり改良の余地はあると感じました。

 

クローブやカルダモンの香りが強すぎでかなりの人がまずいと感じるかもしれません。これをもっとマイルドにするためにハーブ系やコーラナッツ、ライムが必要だと感じました。

 

ネット上にはクラフトコーラはまずいと書いてあることが多々ありますが、実際のコーラと比べてしまうとやはり自然の恵みから作られたもので体にいいコーラであれば多少の部分は妥協できるのかもしれません。

 

世の中に残っている飲み物の大半は薬として使われていたものが大半で、コーラもその1つだったのでいたしかないのかもしれません。では飲みやすく、美味しくするためには何をしなくてはいけないのか?これからが腕の見せ所ですね。

 

弊社はフレグランスを取り扱っていますが、和精油は特に果皮や木、葉から取れるものが多く、元々は薬として使われていたものがたくさんあります。

 

秩父発クロモジを使用したクラフトコーラ 清涼飲料水製造許可とは?

 

 

漢方もその一つです。

 

昔からある知恵は今になっても変わらない。ただ大量生産大量消費の世の中の中でなるべく安価になるべく大量に取れるものを重視した結果現代のコーラが生まれてしまうのもまた事実です。

コーラは骨が溶けるや体に悪いと言われていますが、実際のところは骨が溶けることはないそうです。

 

色々なウワサはつきものですが、より自然に寄り添ったクラフトコーラが提供できれば面白いかもしれません。

コーラの香りを表現するのも面白いかもしれません。

 

クラフト(職人)の意味

クラフトビールやクラフトジン、クラフトコーラなど飲料水やお酒で今少量生産のブランドや銘柄がすごくトレンドとなっています。ここにしかない、この土地でしか表現できないものを今まであったものを丁寧にお客様に提供していく。

 

クラフトマン(職人)とは、地味にコツコツと手作業をする人という意味ではなく、少しでもよいものを作ろうと、日々精進を重ねる人のことを指します。

 

つまり、ものづくりのプロと呼ばれるにふさわしい「魂(たましい)」のことを、クラフトマンシップというのです。

 

 

 

MADEINJAPANのものづくりは世界でも高い評価を得ています。

 

日本にしかないもの、それはその土地でしか取れないもの日本の恵でもあります。弊社が扱うフレグランスもクラフトパフュームと呼べるメイドインジャパンのパフューム
になります。是非クラフト香水に興味がある方はこちら

 

そんなクラフトを目指し、これから一歩ずつ前進することができるようにしていきたいです。これからそんなクラフト精神を目指し秩父で何かできるよう動いています。

 

 

 

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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