秩父に来たら古民家ホテルnipponia秩父門前町

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秩父には古い歴史的建造物と呼ばれる古民家が川越より少ないのは何故?

なぜ秩父には集合体で歴史的建造物が残っていないのか?

 

秩父には昔はたくさんの古民家がたくさんありましたが、管理する人や道路拡張で手放す人、また消防法の関係で再建築不可になってしまったりと、残したくても残せなかったのが背景にあります。

 

ただ、今でも秩父には昔からの古民家が点在しており、馬場通り(参道)には明治初期の建物がいまだに綺麗に残っています。

 

 

秩父の産業背景

秩父は昔から織物が盛んで、秩父の産業を担ってきました。最盛期には京都と同じくらい生産量が高かったと言われており、遊郭の跡地や歌舞伎などの娯楽など、今も随所に感じれる風景は残っています。

 

ニッポニアという古民家ホテルを知った経緯は、秩父にホテルを作ろうとアイデアを形にするため、地元の名士にプレゼンテーションの材料として、篠山城下町ホテルの資料に目を通したのがきっかけでした。

 

ちょうど中国の爆買いで、海外からの観光客が年々増えてきた事から京都や各地域で、インバウンドホテルを作るため、地域の空き家を利用したリノベーションホテルは流行った時期でもありました。

 

コロナ禍になり、観光産業自体が低迷した時期はありましたが、コロナ禍が明けて、物価高とはいえ海外の人からすれば物価安な日本にたくさんの外国人が押し寄せています。

 

 

秩父にはホテルが少ない?

秩父にはホテルが少なく、コロナ前にはホステルや古民家リノベーションホテルなどが少しずつできてきた印象です。何故ホテルが少ないか?

 

秩父は電車で東京から普通電車で2時間、特急列車ラヴィに乗れば1時間25分です。日帰りでも来れる距離のため、泊まるほど観光としても発展途上だったこともあり日帰りの方が多くみられます。

 

昔は観光地ではなく、半導体の工場や企業誘致の関係で、キャノンや色々な工場があったため、出張などで利用できるホテルが駅前のルートインか秩父駅前の秩父ホテルの2軒のみでした。

 

 

新しいルートインホテル

秩父の国道に面した道の駅裏側(ここは秩父セメントの跡地)には、以前から噂のあったルートインホテルが着工していました。

 

大手ホテルが新しいホテルを建てるという事は秩父に観光のポテンシャルがまだまだ高い証拠だと思っています。秩父が観光地として歩み出してから少しずつですが、秩父の魅力が外国人の人にも知られてきたのではと実感しています。

 

昔のように観光バスが止まる風景はまだまだコロナ以前には戻っていませんが、それでも少しずつ回復しています。それよりもコロナ禍で人気だったのが、なんといってもキャンプ場です。

 

秩父は四十以上のキャンプ場が存在します。長瀞から始まり秩父の荒川沿いや秩父橋荒川や大滝まで、数多くのキャンパーたちに愛された自然豊かな風景と綺麗な水と空気に癒されに来てもらえます。

 

気になる方は下記をチェックしてください。

秩父でのグランピング体験: 料金とおすすめ施設ガイド

 

ニッポニア

秩父にもあるニッポニア

NIPPONIAとは、各地に点在して残されている古民家を、その歴史性を尊重しながら客室や飲食店、または店舗としてリノベーションを行い、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取組みです。

株式会社NOTEという会社が2016年に立ち上げています。

 

ニッポニアのネーミング

「ニッポニア・ニッポン」 日本を象徴する鳥と呼ばれるトキの学名です。トキも古民家も、日本の大切な宝。しかし大切に守り育てなければ消えゆきます。価値ある古民家を生かし、未来へと紡いでいきたい。そんな想いを込めて「NIPPONIA(ニッポニア)」と名付けたと記載されています。

 

秩父では2ヶ所ニッポニアを展開しています。全て秩父の街中にあり、西武秩父駅から徒歩15分から20分圏内にあります。秩父神社も近いため秩父の魅力を体験するには素晴らしいロケーションにあります。

 

ニッポニアをチェックしたい方はこちら

 

秩父 門前町

昭和初期建築の登録有形文化財「小池煙草店」

タバコ店を営んでいた小池たばこ店。こちらの建物は「宮谷家」登録有形文化財に指定さています。建物だけ見ても昭和の風景が蘇るような素晴らしい建築です。

 

西武秩父駅からは一番近い位置にあり、電車で来られた方も安心して使えるホテルです。

 

マル十薬局

明治元年から昭和初期に建築された「マル十薬局」という歴史的価値の高い建物を、居心地のよい空間にリノベーション。秩父の伝統を肌で感じていただけます。

 

ここも昔ながらの蔵が残されていたりしていて、隣にジョナサンはあるもののその道沿いには昔の東映映画館の跡地をレストランに改装したトラゲット(イタリアン)も見ることができます。

 

秩父に来た際はぜひこの2つの施設に泊まってみてください。秩父の昭和初期に戻ったかのような錯覚に日頃の疲れを癒してみてください。秩父全体がパワースポットと呼ばれています。

 

御神体が多い、宝登山神社、三峰神社、秩父神社。是非体験してみてください。

 

 

 

フレグランス除菌スプレー

秩父のめぐみを使ったプロダクト。

香りとともに日常を非日常に。

フレグランス除菌スプレー

フレグランス除菌スプレー

商品紹介

名酒『秩父錦』は、寛延二年(1749年)、山深く水清い秩父の仙郷に産声をあげました。以来270有余年、荒川水系の良質な水と秩父盆地特有の寒冷な気候に恵まれ、昔ながらの手作りの技術を今なお活かし、さらに磨きを加え、地酒の持つ芳醇なコクのあるお酒として名声を博しております。
 
今回はそんな酒造メーカーの協力のもと秩父錦のアルコール77を製造していただき、Blacklettersの香水3種類の香りを
合わせた除菌スプレーを発売いたしました。秩父で取れた天然のクロモジとお酒のハーモニーを体験してください。
 
秩父の水や自然で作られたアルコールは柔らかく、馴染みやすい肌触りになります。
 
ルームスプレーとしてもファブリックスプレーとしてもご利用いただけます。
 
ぜひこの機会に香水の香りをお試しください。

この記事を書いた人

堀口 智彦

埼玉県秩父市出身。大学在学中独学で洋服デザインを学ぶ。2007年に渡英しLCF卒業後帰国し自身のメンズブランドを設立。2015年にブランドを休止し、企業にてチーフデザイナーとして3年間従事。その後シルクと黒文字に出会い、現在は株式会社ISILKの代表取締役。

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