女性の冷え性はなぜ起こるのか?改善するための温活とは
目次
温活とは
温活とは、体を温める活動のこと。
体を温めることで基礎体温が上がり、体の不調を改善することができます。
近年は温暖化の影響でクーラーが必須になりました。
そのためクーラーの室外機が外の気温を上げ、今年は7月から猛暑が続いています。
昔は考えられないくらい、外で何かをするということが現実的ではなくなってきています。
その一方で外の気温と中の気温差で体の温度調整が間に合わず体調を崩してしまうケースも少なくありません。
そのため薄着も禁物になります。
暑いと血管がは膨張し、寒いと血管が収縮します。
それによって本来の体の調節機能を正常に保つことができなくなってしまいます。
それにより、肩こりやむくみ、肥満、月経症など様々な不調にも繋がります。
体を温めるということはエアコンやストーブといった外からの力に頼らず、自らの力で体を温めます。
なぜ冷え性は女性が多い
1つ目の理由が男性と比べて脂肪が多く筋肉量が少ないことから、代謝が低く体が冷えやすい傾向にあります。
2つ目は女性は月に一度、生理があり、生理になると血液量が一時的に減ることにより赤血球を運ぶ酸素の量が減少し
食べ物が分解されにくくなったり、全体的に熱が運ばれにくくなると言われています。
女性の場合はお腹が冷えていると、お腹を温めようと血液をお腹に運ぼうとするため手足に血液が行かなくなってしまうため
冷えてしまうという現象が起こります。
3つ目
ファッションでもよく使いますが「おしゃれは忍耐」という言葉。それを象徴するのは19世紀のヨーロッパで流行った
コルセット。ウエストを細く見えるために付けられた矯正下着ですが、まさしく忍耐して着られないものですね。
夏になると薄着になりますが、素足や薄い素材の洋服は体を冷やします。
また締め付けるようなきつい下着も血液の循環を悪くする原因になります。
温活方法とは
腹巻きするなどして体を冷やさないこと
特に、下半身やお腹、首や手首足首などを冷やさないようにするのがおすすめです。
たとえば、腹巻やネックウォーマー、レッグウォーマー、アームウォーマーなど、
部分的に温められてすぐつけられるアイテムがおすすめです。
ニットの製品が多く出ていますが、やはり天然素材ものが肌にとってもいいですね。
腹巻とパンツが一体化したものなら、下半身とお腹を同時に温められます。
また、血流が滞ると冷えにつながるため、締め付けの強い服や下着などの体を
圧迫するものは避けたほうがいいかもしれません。
日常生活に適度な運動を取り入れる
基礎代謝を高める方法としては、適度な運動が効果的です。
なかなか日常的にパソコンに向かうことが多いと、歩いたり、走ったり軽い運動をせず
下半身や下腹に肉がつき、脂肪量が増え冷え性を引き起こします。
日常生活の中に軽い運動を取り入れて、筋肉量を増やしましょう。筋肉がつくことで、冷えが改善されます。
特に、筋肉量の7割は下半身に集中しているため、下半身を鍛えることがおすすめです。スクワットなどを行いましょう。
また、ヨガやストレッチ、ウォーキングなども効果的です。
シャワーだけで済ませず湯船に浸かる
一人暮らしだと、なかなか湯船に浸かることがなかなか難しいかなと思いますが
シャワーだけで済ませずに、湯船に浸かることも温活の1つです。忙しくて時間がない、お湯を張るのが面倒などの理由から、
シャワーのみで済ませる人もいるでしょう。しかし、シャワーのみでは体は温まりません。
心身をリラックスさせるには、熱すぎないお湯(38~40℃)が向いています。
30分程度ゆっくりと湯船に浸かりましょう。
湯船に浸かるのが難しい場合は、蒸しタオルで首の後ろを温めると体温上昇が見込めます。
ヨガやアロマなどを活用して自律神経を整える
自律神経を整えるためには、ストレスを抱え込まないこと、睡眠をしっかり取ることが重要です。
そのために、リラックスできる環境を整えて、自律神経の乱れを改善しましょう。
たとえば、ヨガです。ヨガはストレスケアに効果があるといわれており、
適度に体を動かすため血流の促進にもつながります。アロマもおすすめです。
アロママッサージやアロマバスでリラックスしながら血流促進することで、冷えの改善につながるでしょう。
シルクと肌に与える影響とは
今は色々な商品のキャッチフレーズに使われる。「シルク肌」「シルクのような滑らかな麺」「シルクのような光沢感」
日本人にとっては昔からシルクはなくてはならないものの1つでした。
今日洋服といえば化学繊維が増えてきて、しわになりにくい、洗濯しやすいなど利便性が高い生地が好まれていますが
今でも天然素材は健在です。
まずは、綿(コットン)綿花から取れる繊維がコットンです。続いて麻。大麻草と言われます植物から作られます。麻は強くて涼しい素材の代表として
夏に活躍する素材です。ウールは羊の毛から取れる動物の毛です。殺さなくても取れるのでいいですが、今ではミンクなどの毛皮は動物愛護などでトップメゾン
も使用しないと宣言しています。
最後がシルク、シルクは繭(蚕)から吐いた糸からなるコクーン(繭)からできる糸のことです。

シルクは何がいいのか。
そんなシルク素材の魅力は、上品な質感となめらかな肌触りです。光沢のあるドレープは高級感にあふれ、品の良さを演出してくれます。
また、保温性・保湿性・発散性にも優れ、夏はさわやかに、冬は暖かく使える点もうれしいメリットです。
気をつけたいデメリットが、経年変化によって黄ばみなどが起こりやすいこと。他にも、シミになりやすい、色落ちしやすいといった性質もあるため、取り扱いには注意が必要です。
保湿性が高く、なめらかな肌触り
シルクには、美肌効果が期待される成分「フィブロイン」、コラーゲンの主な成分となるアミノ酸がまたバランスよく含まれています。保湿性が高いことから、なめらかな肌触りでやわらかい質感を好まれる方におすすめです。
紫外線カット効果が期待できる
シルクは紫外線カット効果が高いとされています。シルク素材の衣類を着用することで紫外線をカットする効果が期待できます。
夏は涼しく、冬は暖かい
シルクの繊維は微細な多孔質構造をしているので、繊維の間に空気をたくさん含みます。
そのため、保温性に優れています。また、シルクは綿の1.3~1.5倍の吸水性があり、同時に放湿性も高い素材です。
そのため、汗をたくさんかく夏でもベタベタせず涼しく着用できます。
静電気が起きにくい
シルクは吸湿性が高いため肌触りが柔らかい素材です。そのため、肌との摩擦が起こりにくく、静電気の発生を抑えてくれます。衣類を脱ぎ着するときの静電気が気になる方にはぜひおすすめです。
というくらいシルクは人間の肌や髪の毛に近いアミノ酸で作られているため、親和性が高いと言われています。
そのためシルクを纏うことで、自然と体の治癒力が上がるとも言われています。

温活グッズ
温活グッズは近頃はすごく需要が多くなった気がします。
それは人の生活の中でストレスや不規則など色々な生活のリズムが関わっているのかも知れません。
今は寝るための安眠グッズや温活グッズでアンクルウォーマーやブランケット、靴下、アームウォーマー
などなどたくさんの冷え性のためのグッズが売られています。
弊社もシルクを扱う会社として、シルクでこういった温活グッズを販売できるよう準備しています。
その時はぜひお手に取っていただきたいです。
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